1月~2月の経理/財務特集

”経理/財務”1月~2月の転職活発度
ややダウン
担当コンサルタント 笠松隆洋(かさまつたかひろ)
大阪生まれの大阪育ち。人情味に溢れるサポートと、時に厳しいアドバイスで、求職者からの信頼を獲得している。会計の専門学校出身という経歴を持つ彼は、「経理といえば笠松さん」とさえ呼ばれる存在。

経理職、財務職は求人数維持

経理職、財務職の求人は、引き続き堅調な動きを示しています。
各社の求める経験(応募条件)は、<1>月次、年次決算 <2>日商簿記2級 <3>連結決算 <4>上場企業経験 <5>開示報告書作成経験、<6>IPO準備経験 などが主流であり、多くの企業で上場企業での実務経験者やIPO準備経験者が求められる傾向にあります。
また、上場企業での経験を必須としていない企業でも、「仕訳から月次年次決算までの実務経験」と「日商簿記2級程度の基本的知識」を持ち、尚且つ、リーダーとしての活躍が期待できるリーダーシップとコミュニケーション能力に長けた人物を求めています。

企業が求める年齢層

先月から引き続き、ミドル層(年齢30歳代前半)の苦戦が続いています。
求める求人の多くはスタッフレベルのジュニア層(年齢20歳代)であり、次いでマネージャー(管理職)候補のシニア層となっています。このため、中間となるミドル層の方は企業側の求める人物像とミスマッチが生じてしまうことが多いのです。
また、ジュニア層であっても連結決算やIPO準備の経験を求められるため、ハードルはけして低くありません。シニア層では、マネージャー候補ということもあり、先述の<1>~<6>に加え、チームマネージメント経験や各業界・企業にマッチする突出した経験を求められる傾向にあります。

国際財務報告基準について

前回、「国際会計基準(International Accounting Standards,IAS)という言葉を耳にするようになった」とお伝えしましたが、今後は会計基準の移行に伴い『国際財務報告基準』等の知識を求める声が一層高まっていきそうな気配です。
『国際財務報告基準』とは・・・
国際財務報告基準(International Financial Reporting Standards、IFRS)は、国際会計基準審議会(IASB)によって設定される会計基準です。
日本における採用は、2007年8月8日、企業会計基準委員会はIASBと会計基準の全面共通化を合意し、2011年6月までに日本基準と国際会計基準の違いを解消することを合意したことを正式発表しています。
現在の経理・財務職求人は上場企業や上場準備中の企業からの募集が大半を占めていることからも、今後の応募条件として『国際財務報告基準』等の知識が必要となることが予想されます。先を見据え、事前に知識を蓄えておくことも必要でしょう。

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