5月~6月の経理/財務特集

”経理/財務”5月~6月の転職活発度
ややアップ
担当コンサルタント 笠松隆洋(かさまつたかひろ)
大阪生まれの大阪育ち。人情味に溢れるサポートと、時に厳しいアドバイスで、求職者からの信頼を獲得している。会計の専門学校出身という経歴を持つ彼は、「経理といえば笠松さん」とさえ呼ばれる存在。

経理、財務職 変わらず堅調な動き

経理財務職の求人数は、堅調な伸びを示しています。
2015年の国際会計基準(IFRS)導入に向けて、経理体制を整えて経理組織の強化を図ろうとする動きだと考えます。本年度より試験的な運用を考えている企業も多く、今後も求人数の増加が予想されます。 5年後の強制適用に向けて、上場企業(大手企業)では引き続き連結決算の経験を必須とする企業が多く、最近では国際会計基準(IFRS)や米国会計基準(US-GAAP)の経験が求められる傾向にあります。また、非上場企業でも親会社が上場企業(大手企業)である場合は、親会社の経理組織の変更に伴って、経理職を増員する動きが見られます。

経理でキャリアアップを目指すなら

経理財務職でキャリアアップを目指すなら、「管理会計」の経験知識が不可欠です。 経理財務職の管理部門から代表取締役になった例もあり、企業会計の核として、経営判断を左右する重要な部署だと言えます。

・管理会計とは何か?
管理会計は、原価計算と予算管理からなります。経営者や企業内部の管理者に対する情報提供を目的とする会計です。
管理会計上の情報は、組織内部で使用される機密情報として扱われるケースが多く、企業会計原則や商法、金融商品取引法、法人税法等によって規制されるものではありません。
また、対義語として、財務会計があります。財務会計は、財務諸表を核とする会計情報を企業外部の利害関係者に対して提供することを目的とする会計です。

経営者が経営判断を行うとき、「管理会計」を含む会計情報と非財務情報とを鑑みて最終的な決断を下します。その判断材料を準備して提示するのが、経理財務職の仕事です。その判断材料となる会計情報は、会社の将来を左右する大変重要な役割を担っているのです。
「管理会計」の経験は経理財務職として確かな力となり得ます。経験を積み、知識を培って、現場と経営を理解することがキャリアアップへつながります。

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