7月~8月の経理/財務特集

担当コンサルタント 笠松隆洋(かさまつたかひろ)
大阪生まれの大阪育ち。人情味に溢れるサポートと、時に厳しいアドバイスで、求職者からの信頼を獲得している。会計の専門学校出身という経歴を持つ彼は、「経理といえば笠松さん」とさえ呼ばれる存在。

経理、財務職は停滞気味

これまで堅調な伸びを見せていた経理・財務職ですが、今月は足踏み状態となりました。
特定の業界・業態に偏ることなく、若干の新規求人が発生したものの、人員充足による募集終了となる求人も同程度あり、全体として求人数は伸び悩みました。

公開準備作業について

最近の経理・財務職求人では、仕事内容や必須要件として、通常の経理業務の他に「株式公開準備経験」や「上場申請経験」といった単語を目にすることが増えています。
こうしたキーワードが含まれる場合、まさにその企業は上場に向けた準備期間に入っていると言えます。※非公開企業で有価証券報告書の作成経験を求める要件があった際も同様のケースが考えられます。

公開準備作業において作成される申請書類 Ⅰ・Ⅱの部とは

【Ⅰの部】
上場申請のための有価証券報告書(Ⅰの部)は、公開後も毎年作成されます。決算数字の要素が多く、事前に作成することが難しい書類です。また、有価証券報告書(Ⅰの部)は、一般投資家に公開されます。

<上場申請のための有価証券報告書(Ⅰの部)内容>
 1.企業情報
 2、提出会社の保障会社の情報
 3、特別情報
 4、株式公開情報

【Ⅱの部】
上場申請のための有価証券報告書(Ⅱの部)は、記載内容が過去・現在の記載事項も多く、申請の1~2年前から着手することが可能です。また、証券会社及び証券取引所へ提出するものであり、Ⅰの部のように一般公開されることはありません。上場審査では、この「Ⅱの部」の内容から様々な質問を受けることが想定されるため、深い理解が必要です。

<上場申請のための有価証券報告書(Ⅱの部)内容>
 1、上場申請にあたっての代表者の考え方及び上場準備の過程に関する事項
 2、会社の概要
 3、ビジネスプラン

※Ⅱの部は、申請する市場で内容が異なります。新興市場の中には、作成が求められない市場もあります。(類似した内容の資料の提出が求められます)

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Ⅰの部、Ⅱの部の内容に関しては、次回ご紹介いたします
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