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営業関連職の新規求人数は前月比で3割増と、非常に好調です。
インターネット業界の広告系(WEBやモバイル)求人が堅調な伸びを示している他、企業間取引を支援する「BtoB向けのEC」や「メディアレップ」、「広告代理店向けの開拓・深耕営業」で求人数の増加が見られました。特に、SEO・SEMを中心としたインターネット広告関連の営業職では採用競争が激化しています。複数の企業から内定を得る人も多く、企業間で「採り合い」となっています。
WEBマーケティングの技術的な仕組みを理解している営業経験者を求める傾向が強く表れるようになったのも、最近の特徴と言えます。
5月以降の動きとして、通信キャリア向け営業職の求人が目立つようになりました。これまでは採用を控えていた商社系SIerの採用活動が活発になっており、ネットワーク機器やアプライアンスなどを商材とした求人が新たに発生しています。通信事業者向けに、新たなビジネスを展開したい意向のようです。このため「モバイルキャリア業界での営業経験10年以上」など、同業界のビジネスプロセスに精通した高い専門性を有する人材が求められています。選考ハードルが高いものの、モバイル業界経験者にはチャンスと言えるでしょう。
一方、インターネット広告、SEO・SEM関連営業職では、若手層の募集拡大が見られます。これまでは3~5年の経験を必須としていた企業が、経験1~2年程度の若手採用に乗り出しています。その理由として、採用競争の激化によって採用に難航している企業が、人材確保のためにターゲット層を広げていることが挙げられます。また、本年は新卒採用を縮小した企業が多く、若手層の教育が可能な環境にあることも、要因の一つと思われます。前月から引き続き、地方都市の求人が増加傾向にあります。大阪・名古屋をはじめ、仙台、沖縄など、地方都市からの求人が少しずつ増えています。
また、メンバー・プレイヤークラスだけでなく、東京に本社を置く企業が地方支店の営業責任者を募集したり、新たな支店やコールセンターの立上げなどに伴って「責任者クラス」を募集するケースが見られるようになりました。求人の数はさほど多くありませんが、確実に回復に向かっていると言えそうです。