5月~6月のゲーム業界特集

”ゲーム業界”5月~6月の転職活発度
アップ
担当コンサルタント 横山法典(よこやまのりおき)
異業界からキャリアコンサルタントへと転身。前職から培われた幅広い見識と経験は、転職サポートにおいても発揮されている。現在は大手ゲームメーカーを筆頭に数多くのゲーム企業を担当し、業界に精通している。

オンラインゲーム関連の求人が増加

先月はソーシャルゲーム関連の求人が目立ちましたが、今月はオンラインゲーム関連の求人が増加傾向にあります。年度が改まり、新たな採用計画に基づく募集が開始されたことが、求人増加の要因と考えられます。また、もう1つの要因として、韓国系企業による採用の活性化が挙げられます。不況やウォン安の影響によって一時期は多くの韓国系オンラインゲーム企業が日本から撤退しましたが、最近は活況を取り戻しており、積極的な採用活動を行っています。
オンラインゲーム業界は、ゲーム業界が未経験でも採用に至る可能性があります。「ゲーム作りに携わりたい」「ゲーム業界にチャレンジしたい」と思いながらチャンスに恵まれなかった方が転職に成功するケースも少なくありません。

パチンコ・パチスロ関連求人の増加が続く

2010年に入ってからパチンコ・パチスロ関連の求人は急増しており、未だにその勢いは衰えを知りません。一方、「採用に成功した」という話はあまり聞こえてこないのも特徴です。
パチンコ・パチスロ業界は、その他のコンシューマー向けゲームと比べて希望者が圧倒的に少なく、応募者が集まりにくいのが実情です。また、これまではゲームディベロッパーが既存のゲーム開発者をパチンコ・パチスロ開発にアテンドするケースが多く、しっかりとキャリアを積んでいる経験者は多くないようです。ゲーム開発とパチンコ・パチスロ開発とでは大きく異なるため、「即戦力となる経験者を採用したい」という企業側の意図は十分に理解できますが、柔軟な対応に期待したいところです。

大手パブリッシャーからの転職者が増加

ゲーム業界では、他業界と比べると転職希望者の活動が活発です。前月と比較すると若干の減少は見られたものの、多くの人材が積極的に転職活動を行っています。最近では、かつて日本のゲーム業界を支えていた大手有名企業からの転職者が目に付くようになりました。ゲーム業界全体がディベロッパーに制作を依存し、パブリッシャーでは企画のみに力を入れる傾向が強まっていることが、その要因となっているようです。本当に「ゲームを作りたい」という志向の強いクリエイターが、新たな制作現場を求めて転職活動を開始するケースが多く見られます。

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