4月~5月のモバイル特集

”モバイル”4月~5月の転職活発度
アップ
担当コンサルタント 河合大輔(かわいだいすけ)
業界を問わず幅広い実績を持つキャリアコンサルタント。時流を逸早くキャッチする感性は、ワークポートでも随一。社内で最も早くiPhoneを入手したことを自慢する、おちゃめな一面も。

アプリケーション開発(モバイル系)

ソーシャルメディア向けのゲーム開発者や、iPhone、android関連のエンジニア求人は勢いが衰えず、活発な採用活動が行われています。
Linux環境下でのperl、PHP、Ruby言語経験者を求める企業が多く、数名から数十名単位での募集も少なくありません。20代の若手を、経験1年程度から募集するケースが増えています。
今月の特徴として、応募条件に「即日勤務可能」という要素が加わったことが挙げられます。インターネット・モバイル業界はトレンドの流れが速く、できるだけ早くエンジニアを採用し、サービスインに繋げたいという意向が強くなっています。これまでは、「退職済み」や「離職中」であることは、在職中に転職活動をする人に比べて、選考時に不利になる傾向にありました。しかし、早々に人員を確保したいという市場においては優遇条件となっているようです。

モバイルサイト制作・デザイナー

サイト制作やデザイナー職の募集は、コンテンツプロバイダーからの求人がその大部分を占め、受託制作企業ではモバイルのみの経験者を採用する動きはほとんど見られません。コンテンツプロバイダーが採用を行う場合、「自社サイトでの企画・制作・運用経験」を求める傾向にあり、受託開発企業でモバイル系サイトの制作を担当してきた方がコンテンツプロバイダーへの転職を希望しても、採用条件とマッチしないことが少なくありません。
また、モバイルに限らず、幅広い経験を有している人物を求める企業が増えています。例えば、「モバイルとPCサイトとの連動企画に携わった経験」や「企画・運用まで一貫して手がけた経験」などが一例として挙げられます。このため、サイト制作経験だけをアピールしても、転職の成功にはなかなか結びつかないのが実情です。
書類選考で苦戦している方は、職歴や自己PRの見せ方を工夫し、改善策を講じることが必要です。

モバイルプランナーディレクター・プロデューサー

モバイルプランナーやディレクター・プロデューサー職では、ソーシャルアプリゲームに関する募集が目立つようになりました。ただし、同じソーシャルアプリでも、エンジニアの採用枠に比べると小規模といえます。
ソーシャルアプリは新しいジャンルであるため、ソーシャルアプリに限らず、幅広く人材を募る傾向にあります。エンタメ系コンテンツプロバイダーでのディレクター経験や、コンシューマー向けゲームのプランナー、ディレクターとして活躍をしてきた方などが主なターゲットであり、英語力を求める求人も見られます。若干名の採用枠に対して応募が殺到する傾向があり、選考期間が長期化するケースもあるようです。
また、ソーシャルアプリのディレクター職においては、マーケティング能力よりもディレクション力に重点を置いた選考が行われています。アーリーステージのジャンルということもあり、求職者側の傾向として「いかに情報に精通しているか」を熱心にアピールする方が多いようです。しかし、企業側が求めているのは短期間に確実にサービスインさせることができる、ディレクターとしての実務能力なのです。こうした企業側の要望を的確につかみ、いかに効果的なアピールを行えるかが、明暗を分ける鍵となりそうです。

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