
IT系職種別 |
SE/PG | 営業、その他 | デザイナー | ディレクター/プロデューサー |
業界別 |
SI/NI | ゲーム | インターネットサービス | モバイル |
好調が続いているモバイルアプリケーション開発職ですが、6月以降、中小ベンチャー企業での採用枠の拡大が見られました。これまでは、大手モバイルコンテンツプロバイダやインターネット系上場企業からの求人が目立ちましたが、中小ベンチャー企業からもソーシャルアプリ・ソーシャルゲーム市場への参入に向けた採用が活性化しています。また、募集企業の代表(社長などがTwitterで採用を告知するなど、新たな採用手法が見られるようになりました。
求められる人材として人気が高いのは「20代のPHPエンジニア」であり、多くの企業が積極的な採用に乗り出しています。コーディング力だけでなく、「自分達で面白いサービスを作っていきたい」という意気込みのある方を好む傾向にあり、こうした人材は企業側からも高い評価を得られます。
ソーシャルアプリ・ソーシャルメディア関連求人は、前月から引き続き非常に採用意欲の高いポジションです。今後も、エンターテインメント・ゲーム分野を中心に、モバイルエンジニアの転職市場は活況が続きそうです。
Flashクリエイターを求める企業が目立つ一方で、企業側から求められるスキルをもつ求職者は少ないのが実情です。経験・スキルだけでなく、転職回数やヒューマンスキルなども厳しく評価する傾向にあり、順調に採用に成功しているケースは多くありません。Flashクリエイターの採用に苦戦している企業が多いからこそ、ぜひ積極的にチャレンジをしていただきたいと思います。
また、iPad発売を受けて「iPad向けアプリケーション」や「リアルコンテンツからiPad向けアプリへの編集」など、新たな採用ニーズが発生しています。iPadの登場によって、WEBの経験だけでなく紙媒体での経験も活かせる求人が発生するなど、今後も採用ターゲットの拡大が予想されます。モバイルプランナーやディレクター職は、企業規模を問わずモバイルコンテンツプロバイダからの堅調な求人ニーズがあります。多くは経験者に限定した募集ですが、中には「WEBで充分な経験を積んでいれば、モバイルでの経験は問わない」という企業も現れています。
最近の特徴として、以前は主流であった「キャリア公式サイトの経験者」を求める求人が減少傾向にあります。中には「公式コンテンツからは撤退する」という企業もあり、公式コンテンツからiPhone/iPad向けアプリ、Android向けアプリなどへ事業軸の転換を図る企業が増えているようです。iPhone、iPad、スマートフォン(Android)は新興市場であり、新規事業となる企業も多いため、経験者を求める求人の多くは人材紹介会社に集まります。この分野での転職をお考えの方は、Webでの情報収集だけでなく、人材紹介会社が保有する「非公開求人」にもぜひご注目ください。