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前回、「インターネット業界では採用意欲に落ち着きが見られる」とお伝えしましたが、現在もこの傾向に大きな変化はみられません。インターネット業界は、他業界が採用を差し控える傾向にあった春~秋口にかけて積極的に採用を行ったことにより、既に人材の充足に至っている企業が多いようです。採用活動を継続している場合でも、その応募条件や選考水準は非常に高く、1名~若干名を募集するのが主流です。このため、倍率も高く、求職者にとって頭の痛い状況が続きそうです。
業界全体としては採用意欲に落ち着きがみられるものの、明るいトピックもありました。例えば、サイバーエージェント社の中途採用再開が挙げられます。同社の藤田社長は「第2次エンジニア採用強化期間」と称し、技術者の採用に特に力を入れています。
また、最近では同社に限らず、自社サービスを展開している企業の多くが「自社サービスの内製化」へのこだわりを見せ始めています。このことは、Webに関する知見と経験を持った技術者の意欲的な採用へと繋がる可能性を秘めています。チャンスを逃さないためにも、常にアンテナを高く張り、技術を中心とした情報収集を行っていくことが重要となりそうです。
SNSの新たなサービスとして注目される「ソーシャルアプリ」は、先月に引き続き好調です。インターネット(WEB)自社サービスを展開する企業がソーシャルアプリ開発の技術者募集を開始したり、この分野に特化した企業が設立されたりと、業種・業態に関わらずソーシャルアプリ分野へ参入する企業は増加傾向にあります。
大規模な自社メディアを持つ企業をはじめ、多くの企業がソーシャルアプリに注目し、事業拡大を図ろうとしています。ソーシャルアプリが起爆剤となり、2010年はインターネット業界に大きな変化が訪れるかもしれません。