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不況によって多くの企業が採用の縮小や中止を決める中、WEB・インターネット業界は積極的な採用活動を続けてきました。しかし11月に入り、その採用意欲にもやや落ち着きが見えて始めています。
これは、絶好の買い手市場であった時期に積極的な活動を行ったことで採用に成功し、既に人材の充足感を得ていることが要因だと考えられます。こうした企業は、より理想の人材を採用するために選考ハードルを引き上げるなど、採用に慎重になる傾向があります。このため、今後の動向によっては、求職者の頭を悩ませる状況が懸念されます。
業界全体としては「採用意欲にやや落ち着き見られる」と述べましたが、企業毎で見てみると、採用に対する意欲には大きな格差が生じています。自社サービスが好調な大手企業が50名以上(年間)の採用を行なっている一方で、専門型サイトを運営している中小企業では欠員補充や事業拡大などを目的とした1~2名の採用が主流となっています。
11月には、こうした専門型サイト運営企業からの新規求人が目立ちました。転職市場において自社メディアの運営企業はとても人気が高く、1~2名の採用枠に応募が殺到しています。このため、必然的に採用倍率が高くなっているのです。常にアンテナを高く張り、情報収集を怠らないことが、転職活動を成功させる鍵となりそうです。
SNSの新たなサービスとして注目される「ソーシャルアプリケーション」の分野で、採用ニーズが増しています。大手SNSサービス関連企業を中心に活発な採用が行われており、インターネット業界以外からの採用を実施する企業も現れています。今後も多くの企業がソーシャルアプリケーション開発へ参入することが予想されますので、注目せざるを得ない分野となりそうです。