
WEB系エンジニアの採用は、非常に活発な状況が続いています。7月以降は特に、ソーシャルアプリやソーシャルゲーム、スマートフォン(iPhone、Android)関連求人の増加が目立ちました。SNS各社がプラットフォームをオープン化したことでソーシャル事業を積極的に展開しようとする企業が増え、関連求人の増加に繋がりました。また、新興分野であるソーシャルアプリ・ゲームでも、ある程度の収益が見込めるようになってきたことが、求人増加の要因のひとつと考えられます。
各求人の応募要件を見てみると、PHP、Perl、Java、Objective-C、Flash(ActionScript2.0、3.0、FlashLite)などでの開発経験が必須とされています。こうした経験をお持ちであり、「よりエンターテインメント性の高いコンテンツ開発に携わりたい」という方にとっては、転職の好機と言えます。実際に、SIerからWEB系企業への転職を果たす方が増えています。しかし、一方では志望動機が曖昧な方も少なくありません。しっかりと企業研究を行い、今後のキャリアを明確にイメージしたうえで、志望動機として落とし込むことが重要です。
大手SIerの採用再開などによって、オープン系エンジニアの求人が増加しました。大手SIerでは特定の業界知識・経験が求められる傾向が強く、特に金融・医療・通信・公共分野の求人増加が目につきます。これらの業界向けプロジェクトにシステムエンジニアやPL・PMとして携わってきた方には、大手SIerへ転職できる可能性が高まっています。ただし、マネジメント経験を求める求人が大半を占めます。プログラマーとしての経験しか持たない方にとっては、20代の若手であっても厳しい状況を脱していません。また、求められる開発言語は「Java」「.NET」が主流であり、C、C++、VBなどの求人は低迷が続いています。
ネットワーク・サーバーエンジニアの求人は、先月同様に増加傾向にあります。自社サービスを運営する事業会社が、インフラ強化のための人員募集を行うケースが続いています。
SIerやNIerからもネットワーク・サーバーエンジニア求人が増えつつあり、若手のポテンシャル採用枠が目立つようになりました。「若手であれば、運用のみの経験でも応募可能」という求人も登場しており、設計・構築へのキャリアを描いている20代のエンジニアにはチャンスが広がっています。