6月~7月のSE/PG特集

担当コンサルタント 林英二(はやしえいじ)
SIerの採用担当から営業を経てキャリアコンサルタントへ。採用者の視点・本音を知り尽くしたコンサルタントとして、多くのエンジニアを転職成功へと導いてきた実績には定評がある。

WEB系エンジニア ─ 引き続き好調。経験言語不問の若手募集も見られる。

WEB系エンジニアの求人ニーズは非常に高く、新たに発生したPG・SE求人のおよそ9割がWEB系エンジニアを求めるものでした。特に自社サービスの開発要員を求める企業が多く、SIerから自社サービス運営企業へ転職を果たす人が増えています。また、PHPでの開発経験者を求める声が高まる中、経験言語を指定しない若手募集(Linux環境によるWEB開発エンジニア経験者 など)も増え始めています。
少しずつではありますが、iPhoneアプリケーション開発やAndroidアプリケーション開発に関する求人も増加傾向にあり、今後はさらに注目を集めそうです。

オープン系エンジニア ─ 選考基準が緩和。転職活動再開に好機

新規の求人はさほど多くありませんが、募集終了になるケースも少なく、求人数は横ばいが続いています。嬉しい傾向として、SIerでのエンジニア募集において選考基準の緩和が見られるようになりました。本年3月までと比較すると、書類選考や面談の通過率が確実に上がっています。
ターゲットを絞ったピンポイント採用から、今後の事業展開を見越した採用へと採用方針を転換する企業が増えているようです。オープン系エンジニアの方が転職活動を再開するには、良い時期に入ったと言えます。

ネットワーク・サーバーエンジニア ─ 若年層に可能性が広がる

求人数に大きな変化は無いものの、先月もお伝えしたとおり、若手のネットワーク・サーバーエンジニアに転職のチャンスが広がっています。また、自社サービス運営企業でインフラエンジニアのニーズが高まっており、インテグレータから社内インフラエンジニアへ転身する方が目立ちます。少しでも設計・構築を経験している方なら、比較的順調に転職活動を進めることができるでしょう。しかし、運用経験のみで応募可能な求人は未だに少なく、厳しい状況が続いています。大きなアピールポイントとなる、LPIC-2やCCNPなどの資格取得をお勧めいたします。

社内SE ─ 高倍率は変わらず。新たな可能性を模索する必要も

前月同様、社内SEの採用ニーズは落ち着いており、求人数の増加は見られませんでした。一方、社内SE職は非常に人気があり、希望者は後を絶ちません。このため恒常的に競争率が高く、思うような結果を得られない求職者が少なくありません。ご自身の経験・希望にマッチする求人が発生するまで、根気強く待つことも必要と言えそうです。離職中などの理由によって転職を急いでいる方は、社内SE職にこだわらず、幅広いポジションを視野に入れた転職活動をお勧めいたします。将来のキャリアビジョンも見据え、どのようなポジション・求人を検討すべきか迷う場合は、ぜひキャリアコンサルタントにご相談ください。

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