12月~1月のIT(Sler/Nler)特集

”IT(Sler/Nler)”12月~1月の転職活発度
変わらず
担当コンサルタント 藤井正毅(ふじいまさき)
新卒から一貫して人材業界を歩み、「人」への思い入れが人一倍強いキャリアコンサルタントである。感情移入しすぎることを自らの弱点としながらも、若手からミドル・シニア層まで、幅広いサポートの実績を持つ。大手企業、上場企業を得意としている。

SIで新たな案件の獲得が進む

ゲーム業界やWEB・モバイル業界と比較すると、採用ニーズの低迷が続いていたシステム業界ですが、少しずつ回復の兆しが見られるようになりました。特に、一次請けのシステムインテグレーターでは新たな案件の獲得が進んでいるようです。
現在の特徴として挙げられるのは、次の2点です。

(1) PM/PLの求人が増加
(2) マネージメントスキルを要する求人の増加

「PM/PLの求人」の増加は、企業のリストラクチュアリングがひと段落し、効率的な社内体制を再構築する最終段階に入っていることの証とも考えられます。「マネージメントスキルを要する求人」が増えている要因としては、組織のリフレッシュ後にラインマネージメントの必要性が発生したことなどが挙げられるでしょう。 また、二次以下で業務を請け負っているインテグレーターからも、少しずつではありますが新たな求人が発生しています。ただし、「最少人数で確実性の高い組織で臨みたい」という考えからか、選考ハードルは非常に高い水準が続いています。

20代後半から30代半ばまでの「即戦力層」にニーズが集中

一次請け企業を中心に、システムインテグレーターでの採用ニーズは回復傾向にありますが、20代後半から30代半ばまでの「実務経験、即戦力性」の高い人材に ニーズが集中しています。第二新卒層をはじめとする若年層の採用には消極的な企業が多く、教育・育成の必要な若手エンジニアは「経験不足」「即戦力にならない」として書類選考の段階で不通過となるケースが続出しています。
わずかに景気は回復に向かっているものの、まだまだ若手の育成に手間や時間を掛けている余裕は無い、というのが実情のようです。

インフラ業界ではマルチな能力が求められる傾向に

インフラ系エンジニアの採用ニーズを見てみると、サーバーエンジニアの求人は増加傾向にあるものの、ネットワークエンジニアは低迷が続いています。
また、未だ採用には慎重な企業が多く、ネットワーク・サーバーの設計構築経験だけでなく、同時にプログラミングスキルが求められたり、運用エンジニアにも「設計・構築」の経験が求められるなど、よりマルチな経験や能力を求める傾向が強まっています。

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