2月~3月のIT(Sler/Nler)特集

”IT(Sler/Nler)”2月~3月の転職活発度
ややアップ
担当コンサルタント 藤井正毅(ふじいまさき)
新卒から一貫して人材業界を歩み、「人」への思い入れが人一倍強いキャリアコンサルタントである。感情移入しすぎることを自らの弱点としながらも、若手からミドル・シニア層まで、幅広いサポートの実績を持つ。大手企業、上場企業を得意としている。

ハードウェアメーカー、外資系企業からの求人が微増

ハードウェアメーカーからの求人が微増しており、昨年に減少した制御・組込系エンジニアの求人が上向いてきています。品質管理部門のマネージメント職などの求人も、わずかながら増加しました。また、海外ハードウェアメーカーの日本法人がマーケティング、セールス、プリセールス、ポストセールスなどの採用を始めています。大企業や官公庁へのアプローチ経験や、チャネル開拓、チャネル向けセールスプロモーション経験などが問われる求人が増えています。
外資系ソフトウェア企業からも、少しずつ新たな求人が発生しています。しかし、技術力や経験だけでなく高い英語力が求められるため、ハードルは高いと言えるでしょう。また、自社製品開発よりも「既にある製品をいかにカスタマイズしてエンドユーザーや代理店に提案するか」というソリューション提案を行う部門・部署での採用活動が活発です。

金融・生損保・医療系求人が増加傾向。3~5年以上の経験者が求められる

先月から引き続き、銀行、クレジットカードなどの金融系や、生損保関連の求人が目立ちます。生損保系企業からの直接採用や、医療系求人も微増の傾向にあります。しかし、多くの場合において3~5年以上の経験と業界知識が求められており、若手(ジュニアクラス)の求人は未だ回復が見られません。
対する求職者側はメンバークラスの方が多く、現在の採用ニーズとミスマッチが発生しています。メンバークラスの方に厳しい状況が続いていますが、リーダー以上の経験者にとっては、新たな環境を求める好機といえそうです。

インフラ系インテグレーターは低迷。自社サービス提供企業からのニーズが目立つ

データセンター系の求人は需要も多く、横ばいが続いています。しかし、インテグレーターとしてのインフラエンジニア需要は依然として低調で、回復には時間が掛かりそうです。インフラエンジニアの需要は、インテグレーターよりも、自社でWebやモバイルサービスを提供している企業からの求人が目立ちます。
また、基盤設計~構築~運用設計までのスキル保有者に関しては、豊富とは言えないまでも採用ニーズがありますので、積極的な情報収集を行うことをお勧めいたします。

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