転職・仕事の調査データ
【転職希望者編】
Q.225
どんなパワハラを受けましたか?


A.1位は暴言・侮辱など言葉による「精神的な攻撃」
過剰・過酷な業務の強制、能力の過小評価に苦しむ人も少なくない


現在の勤務先(離職中の人は直近の勤務先)でパワハラを受けたと回答した人299人に、具体的にどんなパワハラを受けたか聞いたところ、「暴言・侮辱(言葉の攻撃)」が最も多い74.2%に及ぶ結果となりました。ただ、同じ「攻撃」的行為であっても、「暴行、傷害(身体的な攻撃)」は8.0%に留まる結果となりました。
また、「過剰な業務・過酷な業務の強制」(45.8%)、「能力を過小評価する・成果を認めない」(45.2%)も上位に挙がりました。過度に業務をさせる一方で、「業務をさせない・あたえない」も22.4%と少なくない結果となっています。精神的・身体的な攻撃ではないものの、業務をスムーズに遂行できる環境を与えられないことや、能力や実績が正しく評価されないことなどは、昇給や昇進などのキャリア形成にも大きく影響するため会社員にとっては死活問題であり、陰湿なパワハラの実態を映し出す結果となりました。
ほかにも、「無視・仲間はずし」を受けた人が27.8%、個人情報を暴露されたり、私生活に過度に干渉されるなど「プライベートへの介入」(26.1%)や、有給取得の拒否、福利厚生の使用拒否など、「労働者の権利侵害」(22.7%)に苦しむ人もそれぞれ全体の20%を超える結果となりました。
身体的な攻撃のように目に見えやすいものではなく、目に見えにくいパワハラ行為が横行している傾向が見えました。
調査内容 :職場の「パワーハラスメント」の実態について
調査対象者:当社を利用している全国のビジネスパーソン (20代~40代・男女)
有効回答 :299人
調査期間 :2022年3月3日~3月7日
※データは小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても100%にならない場合があります。
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