転職・仕事の調査データ
【転職希望者編】
Q.227
職場はパワハラ防止に取り組んでいますか?
A.対策を実施している会社はたった3割
研修・相談窓口・匿名通報制度など社内の取り組みだけでなく第三者機関を活用
現在の勤務先(離職中の人は直近の勤務先)でパワハラ防止に関する取り組みが行われているか聞いたところ、「取り組んでいる」と回答した人はわずか35.0%でした。「パワハラ防止関連法」の施行から約2年が経過したにも関わらず、会社の防止対策は進んでいないことがわかります。
さらに、「取り組んでいる」と回答した人に具体的な取り組みの内容を聞いたところ、定期的な「パワハラ防止に関する研修や勉強会」を実施しているという回答が大多数を占めました。人事部や総務部などが主体となって社内で実施する会社もあれば、外部機関の研修プログラムを導入している会社もあるようです。また、研修の対象者を管理職に限定したり、e-learningで受けられるなどの工夫をする企業も多いことがわかりました。ほかにも相談窓口の設置や、匿名通報制度の実施など、被害者が声を上げられる仕組みづくりをしている会社も目立ちました。相談窓口は社内だけでなく、カウンセラーとの面談や外部の相談窓口の設置など、第三者機関を活用した取り組みを行う会社もあるようです。
また、パワハラが起こってしまった際には、パワハラを行った社員に対して担当部署が一対一で指導を行ったり、部署を異動させるなどの対策を行う会社も見受けられました。
調査内容 :職場の「パワーハラスメント」の実態について
調査対象者:当社を利用している全国のビジネスパーソン (20代~40代・男女)
有効回答 :449人
調査期間 :2022年3月3日~3月7日
※データは小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても100%にならない場合があります。
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