転職・仕事の調査データ
【転職希望者編】
Q.235
「今どきの18歳」と「あなたの時代の18歳」は、どちらのほうが「大人」だと感じますか?


A.どちらも変わらないという意見が52.5%と大多数だが
情報化・多様化社会により、自身の時代の18歳よりも、「今どきの18歳」の方が大人という意見も


成人年齢引き下げに際し、「今どきの18歳」と「調査対象者自身の時代の18歳」を比較すると、どちらのほうが「大人」だと感じるか聞いたところ、「どちらも変わらない」という意見が52.5%と大多数を占める結果となりましたが、「今どきの18歳」と回答した人が32.0%と、「自身の時代の18歳」の15.4%を上回りました。
「今どきの18歳」の方が大人だと考える理由を聞いたところ、「情報化社会となり、様々な情報に簡単にアクセスできる」(50代・男性・クリエイター)など、インターネットの普及により情報が手軽に収集可能なため、自身の時代よりもはるかに触れている情報量が多く、若年のうちから知見を深めている人の多さを挙げる意見が見受けられました。さらに「ネットワークの普及に伴い、若いうちから社会とのつながりは増えている」(50代・男性・システムエンジニア)など、インターネットを活かした人や間関係の広がりや社会とのつながりによって成長機会が増えていると感じている人もいました。こういった環境において「社会に出て行動を起こしている人が多い」(40代・男性・医療)という意見もあり、SNSの活用や、10代での起業など、若者の活躍を評価する人も多いようです。ほかには「価値観が多様化していて、選択肢も多い。その中から自分で選択できる力を持っていると感じる」(40代・女性・企画)という意見も挙がりました。特に、コロナ禍など未曾有の出来事に直面し、社会が混乱した中でも柔軟に変化をしながら生きる「今どきの18歳」を頼もしく感じる人も少なくないようです。先輩社会人は、比較的「今どきの18歳」に対し、しっかり考えて行動している印象を持っているようで、6割以上が「18歳成人」はちょうど良いと回答した結果にもうなずけます。
一方で、「どちらも変わらない」と回答した人に理由を聞いたところ、「時代で変わるものではない」(40代・男性・購買)、「外的環境は違えど相対的には変わらない」(40代・男性・企画)、「精神の習熟度合いは世代で決まるものではなく、各々の経験で培われる」(30代・男性・建築)など、時代と成長への関連性は無いとする意見が多く見受けられました。また、「今の18歳の考えていることは確かに幼く感じることもあるが、自身のことを振り返ってみても大差ないと感じるから」(20代・男性・企画)、「自分の息子、娘を見ていると変わらないと感じる」(40代・男性・管理)と、実際に自分自身の18歳の頃と比べても大きな違いがないという意見も挙がりました。
調査内容 :「成人年齢引き下げ」に際する意識調査
調査対象者:当社を利用している全国のビジネスパーソン (20代~60代・男女)
有効回答 :259人
調査期間 :2022年3月10日~3月14日
※データは小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても100%にならない場合があります。
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