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2016/7/27
「離職期間があると、採用で不利になるのか?」
転職希望者からよく聞かれる質問について、採用担当者のホンネを調査してみました。
今回の調査の結果、なんと90%もの採用担当者が「不利になる」と回答しました。
その中でも約半数の人が、「最低半年以上のブランクがあると不利だ」と答えています。「不利ではない」と答えた人の中にも、離職中に何をしていたかによって判断するという意見もあり、9割強の採用担当者が「ブランク期間があると不利だ」と答えているといっても過言ではありません。
それぞれの意見を見てみましょう。
・離職期間が半年以上あると、就業意欲が本当にあるのか心配になる。
・長いこと仕事をしていないと、雇ってもすぐにやめてしまうケースがあった。
・ビジネスの勘が鈍っているかもしれないと不安になる。復帰するまでに時間がかかりそうだから。
・技術職で離職期間が半年もあると、新技術をキャッチアップするのが難しくなるため。
・その期間の就職活動の状況が明確にできないと、採用を躊躇する。
・離職期間中に何をやっていたかによって、一概に不利とは考えませんが気になるところ。
・離職中に何をされていたかによって印象が違うため。
キャリアアップのため学校に通っていた、介護のためやむを得ず…など、理由が明確ならOK。
ただ、ダラダラ過ごしていたという場合は印象は良くない。
・現在の能力を判断して採用します。
・スキルシートを見て判断しています。ブランクよりスキルを重視しています。
……とはいえ、過ぎてしまった過去は消すことができません。
ですから、離職期間中の状況や過ごし方をいかにポジティブに話せるかがカギとなってきます。
上記の理由をみても、長いブランク期間がある場合でも、きちんとした理由さえ説明できれば悪い印象を与えることはなさそうです。
ただ、全員が明確な理由(勉強のため、留学のため、介護のため……など)を話せるかというと、必ずしもそうではないでしょう。
実際は「やりたいことが見つからず、ただただぼんやり過ごしてしまった」だけかも知れません。
しかし、そういった場合でも「やりたいことが見つからずあれこれ模索した結果、やっとやりがいのある仕事ができそうな貴社にめぐり合えた。」などと伝えるだけで、働く意欲があるということが伝わりポジティブな印象を与えることができます。
勘違いしてはいけないのが、真実を正直に話して、決して嘘をつかないことです。
真実をきちんと説明したうえで、ポジティブな気持ちをしっかりと盛り込むことが大切なのです。
ブランク期間の伝え方には是非工夫をしてみてください。
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