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2016/8/10
ゲームやソフトウェア制作の過程には、「バグ」といわれるプログラムの不具合はつきものです。
そんなバグをゲームのリリースまでに徹底的に探し当て、完全に修正する『デバッガー』の仕事について解説します。
デバッガーは、開発中または開発が完了したゲームを実際にプレイして、不具合やバグを見つけ、エラーを修正する仕事です。“虫を除去する”という意味の「デ(de):除去・バグ(bug):エラー」が語源となっています。
企業によっては、ゲームのテストプレイをしてバグを発見する「テスター」と業務分担をしている場合もあります。ただ、明確な基準が定められているわけではないため、企業によって担当する業務範囲が異なる場合があるので、気になる人は応募の際に業務内容をよく確認しておくとよいでしょう。
思いもよらないところに潜む不具合を見つけ、ひとつずつ潰していく作業は想像以上に根気がいります。ですから粘り強くコツコツと物事に取組める人が向いているといえます。また、『プログラムは思った通りに動かない。書いた通りに動く。』という格言があるくらい、エラー修正は簡単なものばかりではありません。何度失敗を繰り返しても冷静に事象を見つめ、判断・対処できるスキルが必要です。プログラミング経験があればそれを武器することはできますが、特別な資格などは必要ありません。
デバッカーは特別な資格や経験がなくても良いため、未経験からゲーム業界を目指す際に最もチャレンジしやすい職種です。ゲーム業界でディレクターやプロデューサー、プランナーとして活躍したいという目標をもって、まずはデバッカーから経験を積んでいくという人も少なくありません。また、ゲームのデバッガーを目指すにあたり、何よりもまず“ゲームが好きであること”が重要です。仕事として長い時間ゲームと関わることになるので、ゲームが好きな方はそれだけで重宝されます。
ゲーム好きな人であれば、好きなゲームと長い時間向き合うことができるところがこの仕事の魅力です。また、リリース前のゲームをプレイできることも特権です。自分がバグを発見し、修正したゲームが世に出て、多くの人を楽しませていると実感するときに、やりがいと嬉しさを感じることができるでしょう。また、コツコツと地道な作業を積み重ねていくからこそ、ゲームが完成したときの達成感は一入でしょう。
200万円程度が相場のようです。収入をあげるにはプログラミングのスキルを身につけたり、積極的にコミュニケーションとりチームのリーダー、マネージャーへとステップアップしていくことが鍵となります。
将来ゲーム業界でステップアップしていくことを考えて、まずデバッカーという仕事を選ぶ人も多いため、圧倒的に20~30代半ばの若手が多いといえます。また、女性よりも男性の割合が多い職種です。
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