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2016/8/24
「ボーナス」、「賞与」……って、なんとなく心躍るワードですよね。
ところでみなさんは、「賞与」って具体的にどういうものなのか、正しく理解しているでしょうか?
「支給される時期が夏と冬」程度のを把握しているだけ、なんてことはないですか?
そこで今回は、「賞与」について具体的にお話します。
しっかりと理解して、自分が受けたいという企業はどうだったか、もう一度確認してみましょう。
「賞与」とは、簡単に言ってしまえば月給とは別に支給される特別給料のことです。「ボーナス」と言う方が耳慣れているかもしれませんね。
支給される時期としては、夏・冬の2回(6月・9月)にという企業が多い傾向にあります。ただし、企業によっては支給が1回であったり、もともと賞与という制度を導入していない企業もあるので注意しておきましょう。
そして気になる賞与の額ですが、一般的には「基本給の○ヶ月分」と定める基本給連動型を採用している企業が多いです。これは単純に基本給×○ヶ月分=賞与額、ということになります。しかしながら、業績などによって必ずしもきっちりその額が支給されるということでもなく、多少増減はあるので注意してください。
また、最近は基本給○ヵ月分という支給計算方法ではなく、掛率がその都度変わる「業績賞与」と呼ばれる賞与制度を設けている企業もあります。
そして、上記の賞与(基本給連動型)・業績賞与とはまた別に「決算賞与」と呼ばれる賞与も企業によって支給されることがあります。
業績賞与とは、企業・部門・個人の収益状況に連動して支給額が変動する仕組みです。基本給×○ヵ月分という一般的な賞与支給ではなく、企業や個人の成果に応じて支払われる仕組みのため、成果主義型の賞与体系となっています。つまり、逆に言えば企業の業績が芳しくなかった場合は賞与が少ない、もしくは出ないということもあり得ます。
求人票に「業績に応じて支給」と記載されていた場合は、業績賞与という体系をとっているのかというのを企業に確認してみるとよいでしょう。
会社の業績が良好であるときに、利益の分配として決算時に臨時支給される賞与のことです。支給時期は決算月なので、3月に支給される企業が多いでしょう。これは夏と冬の賞与とは別途支給になります。つまり、企業の業績が良好であると、年2回の賞与と決算賞与で計3回の賞与が支給されるということです。
ただし、こちらは企業の業績によるので支給について保障されているわけではありませんので注意してください。
賞与といっても、算出方法はさまざまです。
求人票には「業績に応じて支給」や「賞与あり」とだけ記載されていたりすることがあるので、実際にどういった体系をとっているのか気になる場合は、企業に確認してみるのが一番確実でしょう。
転職のタイミングによっては、賞与算定期間の関係で転職先での初賞与に期待しないほうがいいこともあります。逆に言えば、タイミングによっては現職での賞与をあきらめて転職先での賞与算定期間を長くすることで多くの賞与をもらえることもあるでしょう。
でも、賞与のことを考えるあまり転職のチャンスを逃さないように気をつけましょう
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