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2016/9/13
「B社で内定が出た!でも第一希望のA社はまだ一次面接中。B社の内定承諾書期限も迫ってるけどA社が内定出るとも限らないし……。」
なんて葛藤をされたことがあるかもしれません。
実際に第二希望のB社で内定承諾書を出してしまったあと、A社で内定が出たらやはり第一希望のA社に行きたいですよね。
しかし企業に対しての承諾書ともなると、取り消せないのではないか。なにか法的措置をとられてしまうのではないか、と不安で悩んでしまうと思います。
実際、企業への内定承諾書に法的効力はあるのでしょうか?
結論、内定承諾書に法的効力はありません。
内定承諾書を提出したあとに、内定を辞退することも可能です。
ただし、企業は内定承諾書を出した段階で、「入社前提」として動き始めているので、必要な備品などを購入している場合もあります。それらの請求をされてしまうこともありますので、注意が必要です。
そもそも基本的には、内定承諾書を提出したら法的効力がなくとも入社するのが前提です。入社辞退をするということであれば、企業に迷惑をかけてしまうのはわかりきっています。
企業にしてみれば、今まで内定を出すまでにかかった採用コストが無駄になってしまいますし、あなたを採用するために不採用になってしまった人もいるかもしれません。
そこまで考えたうえで、“内定承諾書”というものに真摯に向き合いましょう。
転職でのマナーというより、それが社会人としてのマナーです。
それでも内定辞退をする場合はどういう対応がよいのでしょうか。
まず一番大事なことは、内定辞退をすると決めたら速やかに企業に連絡することです。
確かに企業に連絡するのは気後れしてしまうかもしれませんが、そんなことも言ってられません。いやなことから逃げていては時間だけが過ぎていき、トラブルとなる確率があがっていくだけです。企業側も急遽辞退者の代わりを補わなければならなくなるのです。
そこまで考えた上での行動をとる、ということで誠意を最大限に示すためにも早急に連絡をしましょう。
連絡方法はもちろん、メールではなく必ず電話です。
メールでは誠意が相手に伝わりにくいだけでなく、辞退という大事なことをメール一通だけで終わらせるのか、と失礼な印象を与えてしまいます。
自分の声で確実に、気持ちを伝えましょう。
その際には「大変申し訳ありません」とお詫びの言葉が必要です。
転職エージェントを利用している方の場合も同じです。エージェントに速やかに内定辞退連絡を入れましょう。辞退理由を聞かれた際には、嘘をつかず正直に答えることがベストです。企業と転職エージェントは信頼の関係で成り立っていますので、その信頼を壊しかねません。誠意をこめて真摯に伝えることで、あとはエージェントがきちんとした対応を企業側にしてくれるでしょう。
内定承諾書の提出後の辞退については、もちろん一番最初に記載したとおり可能です。
法的効力もありませんし、選択する自由もあります。
ただし、もしそうなってしまった場合迷惑をかけてしまうことは必至です。
誰にも迷惑をかけずに辞退するということはありえません。
社会人として、そういった対応をしなくてもいいようにあらかじめ考えて悩んだ上で転職活動を行い、自分の行きたい企業への入社を決め、転職を成功させましょう。
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