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2016/9/16
今回解説するのは、サウンドクリエイターのお仕事です!
サウンドクリエイターとは、映画やゲーム、携帯電話の着メロなどで使われる効果音を作成する仕事です。スマートフォンゲームの人気にあいまって、需要が高まっている傾向があります。広い意味で言えば“作曲家”ともいえますが、一般的な作曲家と大きく異なる点はアナログで作曲するだけでなく、音楽をプログラムに換えなければならない点です。よってデジタル化が急速に進む現在の社会では、作曲に必要となるアナログ的発想力と、パソコンを操作する技術も必要となりつつあります。
実際に演奏するわけではないので楽器の演奏力は必要ありません。パソコンを操作する技術、特にDTM(デスクトップミュージック)を扱うことができるかが非常に重要になってきます。また、ゲーム音楽を作ることが多いので、ゲームが好きであることも重要です。その上で様々なエンターテイメントに興味を持ち、普段の生活から音楽がどのように使われ、どんなことを表現しているのかを敏感に感じ取ることができるように意識しておくといいでしょう。
新卒採用、もしくは年齢が若ければDTMに触れた経験があればチャレンジできる機会が多いようです。しかし、転職を成功させるためにもキャリアアップのためにもDTMの技術はやはり重要です。DTMの技術を身につけるためには、大学やスクールに通うことが一番早く確実といえるでしょう。もちろん独学で学ぶことも可能ですが、最近では動画配信サイト、音楽素材配信サイトから自分で作曲した音楽を配信し、そこから直接依頼を受けることも少なくないようです。ただこの方法では確実性がない上、依頼を受けるまでは全て自分で学び活動しなければならないため、学校に通うことに比べればリスクが高いと言えます。自分にあった方法で長い目で見て学んでいくことが大切です。
サウンドクリエイターは自分の好きなことを仕事にしている場合が多いので仕事そのものが魅力であるという意見が多いようです。その他にも、映画のクレジットに自分の名前が載ったとき、チームの人間や上司とぶつかり合いながら一つの作品を完成させることができたとき、自分の満足のいくものができたときなど、人によってやりがいを感じる点は異なっているようです。
社員として働いていれば300万~500万が相場のようですが、フリーのサウンドクリエイターとして活動している場合には、参加するプロジェクトによって大きく変わるようです。どちらのほうが高い、と一概には言えませんがフリーのサウンドクリエイターとして社員の年収を超えるためには、かなりの実力が必要になります。
男女比は会社によって差があるようですが、(男性)7:(女性)3くらいのようです。チームとして音楽を作成するのでコミュニケーションをとることはありますが、基本的に一人で画面に向き合って作業するので静かな雰囲気の職場が多いようです。
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