転職コラム

2016年11月30日

理解していないと損するかも!?「基本給」と「月給」の違い

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理解していないと損するかも!?「基本給」と「月給」の違い

みなさんが転職をする際に、次の職場に求める条件は何ですか?
どうせ転職をするのなら、今の職場よりも良い条件で雇ってくれるところが良いですよね。この良い条件という中の一つに、給与があるのではないでしょうか。

しかし、いざ求人票を探し始めると、「月給○万円」と記載されているものと「基本給○万円」と記載されているものを見たことはありませんか?
 この「月給」と「基本給」の違いを知らないと、今よりも良い条件(給与)だと思って入社したのに、損してしまうこともあります。

 今回はこの「基本給」と「月給」の違い、注意すべき点についてご説明します。

「基本給」と、「月給」について

 まずは、「基本給」と「月給」について、正しく理解しましょう。

基本給とは

 基本給とは「基本賃金」のことで、通勤手当や残業手当、役職手当、家族手当、インセンティブなどの各種手当てを含まない給料のことです。基本給は一般的に「年齢」、「スキル」、「勤続年数」、「会社への貢献度」「職種」などの基準を総合的に判断して決められます。
「日給」「週給」「月給」「年俸」などの給与形態も、基本となる賃金は「基本給」と呼ばれます。

月給とは

 月給とは、1ヶ月単位で支払われる賃金のことで、基本給に手当てを足したものです。ただし、すべての手当てが含まれるわけではなく、役職手当や家族手当などの毎月固定して支払われる手当が含まれます。残業代や通勤手当など、金額が変動する手当ては月給に含まれません。

 ちなみに「手取り」は月給から所得税、住民税、社会保険料などを差し引いて、実際に手にする金額のことです。

 基本給と月給の違いはご理解していただけたかと思います。
では、転職することで今よりもっと良い条件で働きたいと考えている人が、なぜ基本給と月給の表記をよく確認しておくべきなのかをご説明しましょう。

要注意!「基本給」が低いことのデメリット

 月給は高くても、基本給が低いとデメリットとなることがいくつかあります。きちんと理解して、転職先を選ぶ際に確認をするようにしましょう。

残業代が低くなる

 残業代は、基本給の2.5割増以上と労働基準法で決まっているため、同じ2.5割であれば基本給が高いほうが時給として多くもらえます。
 例えば、給料が20万の場合、基本給15万円、手当て5万円の人と基本給20万円の人がいるとします。月給は同じですが、残業を同じだけ行った場合は、後者のほうがもらえる給料は高くなります。

ボーナスが少なくなる

 ボーナスは残業代と違い企業によって算出方法が違いますが、多くの場合「基本給の○ヶ月」と算出されるケースが多いため注意が必要です。
 例えば月給が20万円で、基本給15万円、手当て5万円の人と基本給20万円の人がいるとします。そして、どちらもボーナスは基本給の2ヶ月分と定められているとします。前者のボーナスは、60万円に対し、後者のボーナス額は80万円もらえることになります。

 上記で述べたことをしっかりと理解していれば、求人情報の給与欄を細かくチェックできるようになります。

「基本給が高い職場は、一律で給与面での扱いが良い可能性が高い。」
「逆に各種手当てがあまり多くない場合もありえる。」
「月給しか記載されていない場合は、実はみなし残業代や各種手当て見込みでその金額であり、基本給がかなり低いかもしれない。」
 ……など、こんな判断も可能に。

 給与についてきちんと理解をしたうえで、次の職場選びのチェックポイントのひとつにしてみてください!

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