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2016/12/28
はじめての転職では悩みが尽きないもの。とくに書類選考を通過し面接を迎える頃になると、不安や疑問もぐっと増える傾向にあります。そこで今回は、多くの人が疑問に思うポイントを5つに絞り、ご紹介します。
第一志望の企業以外はどうしても気が進まない……ということ、ありますよね。ケースバイケースなのですが、多くの場合は「内定をもらえても絶対に行きたくない」という企業でなければ、受けてみることをおすすめしています。例えば「○月までにぜったいに転職をしたい」、という明確な期限を持って転職活動をしている場合、第一志望の企業から内定をもらえないと転職活動が長引く恐れがあります。すでに退職していればなおさら、マイペースに活動している時間はありません。
また、実際に面接に行ってみて企業の印象が変わることもたくさんあります。さらに、企業があなたに良い評価をすれば、待遇を上げてくることもありますので、せっかくのチャンスを無駄にするのはとてももったいないです。
ある程度の数を受けてみて、第一希望の企業から内定をもらえて、さらにそこが一番入りたい企業であればその時点で取捨選択をすればいいのです。
面接の敵は、なんといっても練習不足です。しかし、そもそも準備や練習の重要性をあまり知らない方が多いようです。「面接は話すのが得意な人が得をするアピールタイム」、「本番が上手くいくかは運次第」などという声をよく耳にしますが、それは大きな間違いです。「面接は事前準備がものを言う選考」なのです。
話す内容はしっかり練ってあるか(軸がブレていないか、人事が食いつく内容になっているか)、実技練習を納得いくまでできているか、などが重要なポイントになります。実技練習は、家族や友達に面接官になってもらうのが一番ですが、難しければ鏡に向かって練習したり、スマートフォンで撮影して確認したりする方法も良いでしょう。ポイントは、実際に声を出してやってみることです。スムーズに言いたいことが言えるようになるまで繰り返し練習しましょう。ここまでやれば緊張もだいぶ和らぐはずです。
質問に対しての答えは、それぞれの面接官に合わせる必要はありません。書類選考~最終面接まで、志望動機や転職理由は共有されているはずですから、話す内容が変わってしまうと軸がブレていると思われてしまうかもしれません。自分が伝えたいことを素直に話しましょう。
ただし、ひとつ気をつけて欲しいのは、正直に伝えたいと思うあまり、ネガティブな表現になってしまうことです。転職には当然ネガティブな要素があることは面接官も重々承知ですから、そこをどうポジティブに話せるか、がポイントになります。そうすることで、話し方だけではなく、考え方もポジティブだと感じてもらうことができます。同じ内容でも受け取られ方はだいぶ変わってきますので意識してみましょう。また、面接の最後に「何か質問はありますか?」と聞かれた場合には、面接官によって質問の内容を変えたほうがベターです。例えば、一次面接官の現場の人には、実際の業務内容について聞いてみるのは良いことですが、最終面接の役員クラスの人には、現場のことよりも今後の経営戦略などを聞いたほうが、より好印象です。
面接では最後に質問の機会を設けてくれることが多いですが、そこで正直に年収や残業について聞きたくなる方も多いのではないでしょうか。しかし、出来れば避けたほうが好印象です。こちらもケースバイケースなのですが、面接とは自分の能力をアピールして企業に一緒に働きたいと思ってもらう場であり、自分の要求を確認する場ではありません。なるべく自分の印象を上げることに集中すれば、結果的に自分の待遇が上がることもありますので、自分で聞くのはぐっと堪えたほうがあなたのためでしょう。
とはいえ、転職者にとってはとても気になるポイントだと思います。そんなときは情報収集に力を入れましょう。例えば、社内に知り合いがいればコンタクトを取ってみたり、エージェントに頼み、自分からの質問ということを明かさずに人事に確認をすることもできます。
ひとつも内定が取れない場合も悔しいですが、いくつかもらえている時も、辞退のタイミングが難しいですよね。また、他で内定が出ているのに、選考を続けていても企業にも悪いのではないか……という声をよく耳にします。しかし、採用担当も、転職者がいくつかの企業と平行して応募していることを理解していますし、辞退されることを想定して内定を出しています。
もちろん、内定承諾をして入社日直前の辞退だと迷惑ですが、そうでなければあまり気にする必要はありません。選考段階では、最低2つは内定をゲットして選べる立場になれるよう、動いていきましょう。
面接を受けている時は孤独に感じることもあるかもしれませんが、全国の転職者が同じ気持ちを抱えながら転職活動をしています。壁にぶつかった時には、自分が何を優先するべきなのか考えたり、積極的に情報収集をして不安を解消していきましょう。
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