転職&お仕事コラム

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2017/3/9

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真相を知りたい!『転職七不思議』~面接で「おそらく合格です」と言われたのにお見送りだった!の謎~

真相を知りたい!『転職七不思議』~面接で「おそらく合格です」と言われたのにお見送りだった!の謎~

3月に入り、徐々に春の温かさを感じられるようにもなってきました。4月からの新たなスタートに向けて忙しい日々を送っている方が多いのではないかと思いますが、今回も「転職活動では”よくあること”なのに、その真相がわからない」様々な事象、転職活動における七不思議とも呼べるこれらの事象について、真相を探りたいと思います。

第3回目は「面接で”おそらく合格です”と言われたのにお見送りだった!の謎」に迫っていきます。

”口約束”の落とし穴

元キャリアコンサルタントの私が転職活動のサポートをしていた時、転職相談中に聞いていた話の中でしばしば耳にしたのが、「口約束」による内定の提示や承諾の経験談。希望する会社に入社できるという感情の高ぶりや、早く次の就業先を決めなければならないという気持ちの焦りから、あまり深く考えずに「口約束」による承諾を安易にしてしまう転職者はどうやら少なくないようでした。実はこれ、かなり危険な事態になり得ることで「へぇ~、そうだったんですね。」と簡単には聞き流せないことなんです。

そんな話の中でも一番の”あるある話”とも言えるのが「面接のときは『年収400万円出します』って言ってたのに、実際に入社してみたら350万円すら届かない!」なんていうパターンです。(※年収金額はあくまで一例です。)当事者としては「なんて悪質な企業だ!」と怒り心頭になることは当然のことですが、果たしてこういった口約束、法律的にどうなんでしょうか?結論から言うと、口約束は法的にも「有効」であると言えます。しかし、それはあくまで”双方の同意や合意”があってこそのもの。たとえ「400万円の年収を出します」と企業側が言ったことが事実だったとしても、それを“証明できるもの”がなければ、企業側が「そんなこと言ってません」と言った時点でアウト、口約束が「無効」になるというより「なかったこと」になってしまうんです。

だからこそ、我々転職エージェントは企業に転職者の入社が決まったときは、必ず「内定通知書」などの証拠となる書面の発行を依頼します。それこそが、このような契約条件認識の食い違いを防ぐ最も有効な手段であり、転職者と企業を繋ぐ我々転職エージェントの責任のひとつです。

「おそらく合格です」面接中のこの言葉に込められた真意とは!?

上記のことから、口約束の危険性、簡単に真に受けるべきではないということはご理解いただけたと思います。とはいえ、志望度の高い企業の面接の中で「おそらく合格です」なんて言われたら、気持ちも高ぶってしまいますよね。この言葉は、実際どこまで信じていいものなのでしょうか?どれくらい期待していいものなのでしょうか?面接官の立場からいくつかのパターンに分けて真意を紐解いていきたいと思います。

パターン1 「個人的には良い!何とか上を説得して内定を出したい!」
面接官の”想い”を込めたことば

面接官も人の子。価値観や好みは人それぞれです。例え会社の求める人物像に多少合わなかったとしても、面接官が個人的に「この人と働きたいな」と思った場合、実は皆さんがドキドキしながら面接結果を待っている間にも、「この人スキルは少し足りないけど、人柄がとても良いので内定出しましょうよ!」なんて交渉してくれていることだって実はあるんです。

入社してほしいという個人的な思いからつい期待させるような発言をしてしまっていますが、正直なところあまり期待できないパターン。面接官の期待値とは裏腹に、「いや、スキルが足りないならダメだよ。」とバッサリ言われてしまうこともあるそうです。

パターン2 「こういう人の場合、大抵合格だよね。」
面接官の”経験上”のことば

面接官もベテランの域に達すると、それまでに面接した人数は何百、何千という規模になってきます。当然、”感覚”として「この人は合格、この人は不合格」という合否の傾向もある程度分かるようになってしまうもの。そんな経験から「おそらく合格です」なんて言っちゃったりもするんですね。パターン1よりは期待値は高いものの、最後まで何が起こるかはわかりませんので油断は禁物です。とはいえ、いかにも経験豊富そうな面接官からのことばだったら、期待せずにはいられませんね。

パターン3 「絶対合格!ぜひ入社してほしいから他社に行かないで!」
入社への”期待”を込めたことば

面接という場の中ではやや優位な立場である企業側も、実際は良い人材を採用するのに必死です。そんな中で「条件にピッタリの人材」が目の前に現れたら、それはもうすぐにでも入社してほしいと思うのが企業の性です。とはいえ、自分には最終的な決裁権がなく今この場で明確なことを言うことができない。「おそらく合格です」この言葉が今できる企業側からの精一杯のアピールだということです。十分期待していいパターンですが、企業側の採用意欲が高い場合だと、すぐに上に掛け合ってその日のうちに内定が出てしまうこともあるでしょうね。

書面が出るまで油断は禁物、期待したくなることばは参考程度に

「おそらく合格です」この言葉に込められた真意にもいくつかパターンがあるということがわかっていただけたと思います。ただ、転職エージェントの立場としては、やはり「書面(内定通知書など)」という確たる証拠が正式に発行されるまでは、「油断は禁物です!」と言っておきたいです。合否を示唆することばのほかにも、先ほども上げた年収などの条件に関する話や、入社後の配属部署やキャリアステップに関する話など、つい期待したくなってしまう話がたくさんあると思いますが、後々第三者に証拠として提示できるものがない以上は「参考情報」程度にとどめておくことをオススメします。

最後に

みなさんのたった一度の人生の中にある大切なキャリア。「こんなはずじゃなかった」なんて後悔しないためにも、その時の感情の高ぶりだけで安易に決断をしてしまわないよう十分気を付けてください。

それでは、次回の「七不思議シリーズ」をお楽しみに・・・・・・。

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