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2017/3/14
「うちの会社はブラックだからさ~」
「ブラック企業の見分け方を教えて!」
・・・・・・などなど、最近あちこちで飛び交っている「ブラック企業」という言葉。
正確な定義はなく、人によってとらえ方が違う曖昧な単語ですが、大多数が「法律に違反している企業、労働に対する正当な対価が払われていない企業」だと理解しているようです。
では、実際に働く人は自分自身の会社をどう思っているのでしょうか。今回はワークポートを訪れた転職希望者に「現職(離職中の場合は前職)の会社をブラック企業だと感じているのか」聞いてみました。
調査の結果、大多数の72%の人が「いいえ」と回答し、「はい」と回答したのは26%でした。
「はい」と回答した人の中で「接客・サービス系職種」、「エンジニア系職種」のような、顧客によって自分の業務が大きく左右されやすい職種が多い傾向にありました。また、「はい」と回答した人の約9割を20代・30代が占めていました。さらに、「場合によって」「グレー」と回答した方が2%でした。
今回の結果を見ると、実は「ブラック企業」という言葉のみがひとり歩きしているだけで、実際は世間で騒がれているほど皆が自身の会社を「ブラック企業」だと嘆いているわけでもないのかもしれません。
とはいえ、4分の1が「ブラック企業」だと答えたのも軽視できない事実です
ただ、自身の勤務する会社を「ブラック認定」する前に、一度冷静に考えてみてください。
先にも述べた通り「ブラック企業」の概念は人それぞれです。企業が悪い、働いている人間が悪い、というわけではなく、ただ単純に「自分の求めていることと仕事で得られるものがマッチしていない」という場合だってたくさんあります。
「もっと給料が高くなってもいいのに」「もっと早く帰りたいのに」と、自分の理想と現実にギャップが存在すると不満がたまり、自分が勤めている会社を「ブラック企業」認定してしまうこともあるでしょう。
もし、自分が勤めている会社を「ブラック企業」だと感じるなら、改めて自分が何を不満に感じているか整理してみましょう。小さなことが積みかさなっているだけで、整理してみたら簡単に解決できることだった、ということもあるかもしれません。それでももし「どうして耐えられない」という場合には、整理して出てきた「自分が本当に求めていること」を踏まえたうえでほかの企業を探してみるという手段もあります。それが転職活動において入社後のミスマッチを防ぐためにとても重要なポイントになってきます。
現在職についていない方も、自分がどんな理由で前職を辞めたのか、本当はなにがしたいのか、という軸をしっかりと持ったうえで転職活動を進めていきましょう。それが、あなたの人生の転機とも言える「転職」を限りなく成功に近づけるための第一歩となるはずです。
【調査概要】
調査内容:転職希望者の意識調査
調査対象:ワークポートにご来社いただいた20~40代の男女[341名]
調査期間:2017年1月30日(月)~2017年2月12日(日)
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