転職お役立ち情報や転職ノウハウなどをお届け!
2016/5/10
はじめての業界や職種へのチャレンジは誰しも分からないことばかり。
実際の仕事内容は?未経験でも採用されるのか?お給料や待遇は?……など、気になるポイントはたくさん挙がるものの自力で情報を集めるのはなかなか大変です。
こちらの職種辞典では、気になるお仕事の内容を分かりやすくまとめて解説していきます!
今回解説するのは、未経験者の採用に積極的な『飲食店ホール・キッチンスタッフ』のお仕事です。
ホールスタッフであればおもに来店されるお客様の接客をメインに行います。案内やオーダー、配膳、レジ対応といった基本業務以外にもお客様に気持ちよく食事や会話を楽しんでいただくために、それぞれのニーズに合わせた臨機応変な接客対応や演出が求められます。
キッチンスタッフは調理を担当しますが、オーダー順に作るだけではなく各テーブルの食事スピードに合わせたり、他の注文と同時進行で対応する場合は優先順位を常に考え作業する必要があります。ある程度経験を積んでいけば、決められたメニューを作るだけでなく自分の考案した料理をメニュー化するチャンスなどもあるため、普段から人気店や有名店へ食べに行ったり話題のメニューなどをチェックしたりして、常に情報収集をするよう心がけておくと良いでしょう。
資格や実務経験がなくても応募できる求人がほとんどですが、アルバイトでの接客経験、調理経験などがあるとアピールポイントとなります。「たかがアルバイト経験」と思わず、どんな業態でどんなポジションをまかされていたのかなど、積極的にアピールしましょう。また、どちらの職種にも共通しているのは、お食事の提供を通してお客様に心地よい時間を提供するということ。そのためスタッフ全員で協力し、マニュアル以上のおもてなしをしようというホスピタリティ精神のある人が向いている職種と言えるかもしれません。
未経験からのチャレンジであっても、求人数が多いためそこまで難易度は高くありません。特別な経験がなくとも、食を通して楽しいひと時を届けたい、という熱い気持ちをアピールできれば十分に可能性はあります。実際に働くまでのステップは、飲食業を展開している企業に応募し、各店舗に配属される、またはアルバイトとして経験を積んでから正社員に登用されるというケースがあります。
ホール・キッチンスタッフとしてのやりがいは、やはりお客様から「ありがとう」「おいしい」と言ってもらえた時、またはもう一度ご来店いただけた時だという方が多いです。お客様のニーズは多種多様。正解がひとつではないからこその難しさもありますが、満足していただけた時は嬉しさもひとしおだといえます。この仕事は自身の対応に対するお客様の反応をダイレクトに感じることができる部分も大きな魅力のひとつなのです。
そのほか、実務を通して店舗運営の基礎力を身につけることもできます。将来独立するための下積み期間として、まずは企業に就職してしっかりとした教育制度のもとでスキルを磨き、人脈を広げていくという人も少なくはありません。目標を持って汐とに取り組むことでさらに大きなやりがいを得ることができます。
収入は、採用ポジション、企業によって変わりますが、店舗スタッフであれば年収280万〜400万程度、店長クラスであれば350〜700万円程度であることが多いようです。また本部スタッフとしての勤務であれば、300万円〜700万円程度が相場だと言えるでしょう。
無休営業の飲食店の場合シフト制勤務の場合が多いですが、最近は土日休みという求人も増えています。自身の求めている就業環境なのかどうかは求人内容をよく見て事前に確認しておきましょう。
また、業界的には従業員の男女比はほぼ同じ場合が多いため、女性でも働きやすい環境と言えるでしょう。平均年齢は店舗スタッフであれば大体20代後半〜30代半ばのことが多いようです。飲食の仕事は一般企業と違って、唯一かつ気軽に、事前に職場見学しに行くことが可能な業界です。働いてみたいお店に実際に足を運んでみで、あらかじめ雰囲気を掴んでおくのもおすすめです。
専任の転職コンシェルジュが、
あなたの転職活動を成功まで導きます。
あなたの可能性を最大限に広げます。
ワークポートの無料転職相談サービスを
ご利用ください。