写真通りの服を期待している

有名ブランドなどの大手のショップなら、洋服の画像はほぼ実物と変わりなく紹介されているはずですが、ネットで服を買うと失敗しやすい人がやりがちなのは安いショップの利用。
モデルが着用している洋服と全く同じものが到着すると信じていると、実物を見てがっかりする可能性があります。知名度が低いネットショップの場合、違うお店の洋服をコピーした類似品を安く販売している可能性がありますので、色が違う、デザインが違うということもあるのです。
またサイトによって、モデルの身長と体重が参考までに明記されている場合もあるので、チェックしておくとイメージしやすくなるでしょう。流行りのスリムジーンズなどは、ショップがわざと画像を加工してモデルの足を長く細く見せている場合もあるので、自分なりに解析してみるといいかもしれません。
購入者のレビューをチェックすること
ネットで服を買うと失敗しやすい人は、価格や洋服のデザインなどをパッと見て、それ以上リサーチせずに購入することが多いでしょう。ネットの買い物は「思っていたのと違う」ということがよくありますので、失敗しないためにもできるだけリアルなレビューをチェックしておきたいですね。
とくに素材の質やサイズに関しては、ショップが表記しているサイズでは判断しにくい場合がありますので、実際の購入者が着用したインスタグラムの写真やレビュー写真などがオススメ。販売用の画像は売るために美しく撮影されていますし、モデルさんがカッコよく他のアイテムとコーディネートしてポーズしたものが多いので、実物とはかけ離れていることもあるのです。
購入者のレビューはサイズや素材をはじめ、ショップのカスタマーサービスについてのコメントも参考になりますので、初めて利用するお店ならとくにチェックしておきたいですね。レビューの評価が高すぎるお店も疑わしいため、バランスよく悪い口コミも紹介しているお店のほうが信頼できるはずです。
「安いから買う」は失敗の原因に

ネットで服を買うと失敗しやすい人の多くは「値段」が原因。安くなっているから買った、お店よりも安かったから買ったなど、お得感に惑わされて購入すると、実物が思った以上に安っぽく見えてしまうことがあります。
洋服は実際に見ないと雰囲気が掴めませんし、着心地や素材の触感などは手にとって触れるまでは本当にわからない部分。その工程を抜いて購入することはリスクが伴います。ネットは安く買い物するよいツールではありますが、結果的に「安物買いの銭失い」のケースも。そうならないためには、損してもよい価格帯を自分なりに決めておくことも方法です。
たとえば3000円以下の服はネットでは買わないなど、自分にとって許せる損失を考えておくと諦めもつきやすいでしょう。安いから買おうと思った商品は一旦考えること。値段が高いから…と迷うものなら、逆に購入したほうが自分でも納得できるかもしれません。
オーダー前にチェックすること
ネットで服を買うと失敗しやすい人は、写真だけを頼りにせず、オーダー前の念入りなチェックが必要です。まず失敗の原因で多い「イメージ通りの素材ではない」問題を解消するために、商品詳細を必ず確認しておきましょう。
写真ではコットン100%のように見えても、説明でポリエステル30%と表記されている可能性があります。見た感じで判断せず、ショップが提供する情報は全て確認しておくことは、購入者のやるべきこと。サイズ違いを避けるためには、実寸サイズでチェックすることも必要です。丁寧なショップなら、参考までに大手ブランドのサイズで紹介していることもありますので、お手持ちの服のタグを見て確認もできます。
もうひとつ大切なのは、返品が可能かどうか。実際にとって確認することができないネット通販。万が一のことを想定して、返品に関する費用や返送方法なども確認しておくと安心ですね。また商品の価格も送料によってはお得感が得られない場合もあるので、総合的な価格を考えて判断することもオススメです。できるだけ欲しいものを安く買いたい人は、いくつかのサイトを比較しておきましょう。
まとめ
ネットで服を買うと失敗しやすいのは、確認不足も関係しているかもしれません。自分のサイズを正確に知ること、また無難な商品を選び買ってみるなど、工夫しながらネットショッピングを活用してみましょう。季節外れのセールなどもありますので、気に入ったショップのメルマガに登録しておくことも上手に買い物するコツです。どうしても失敗したくないものは、面倒でも実店舗に足を運ぶことが安全なので、欲しいものに合わせて購入方法を考えることもいいかもしれません。