相手に威圧されている
相手が威圧感を与えているような時、瞬きが多くなる心理がはたらきます。なぜこんなに威圧してくるのだろう…と思うと、相手に対してどう接していいのか分からない場面も。でも相手としては、別に威圧をしているつもりがない時もあるでしょう。このため、急に瞬きが多くなる姿を見て、理解できないと思うのです。
でも威圧をされていると思う側としては、怖くて仕方がないのでその状態に耐えるために、瞬きを多くしてしまうのでしょう。無意識でなってしまうようなケースもあるので、自分ではコントロールがしづらいのです。もしかしたら瞬きが増えているのかも…と思いながらも、自分ではどうしようもない場合もあるでしょう。
強い緊張感

できるだけ良い状態の自分を見せようとして、緊張をする時にも瞬きが多くなることがあります。普段通りの自分でいればいいと思うと、とても気持ちが楽なのですが面接などの場合には、そうはいきませんよね。自分をうまくアピールしなければいけないと思うので、かなり緊張をして瞬きが多くなってしまうのです。
面接官からの質問に対して、自分の答えをベストなものにしたいと思いすぎるので、更に緊張が高まるのでしょう。ありのままの自分を見せればいいと思い、開き直ることができたとしたら、瞬きをする回数が少なくなるはずです。緊張をしている自分を感じた時には、深呼吸をしてリラックスをするように心掛けてみましょう。落ち着いていると自身で感じると、瞬きの数も自然に少なくなるのです。
嘘をついている
嘘をつくと瞬きが多くなるような人がいます。これは平静を装うつもりが、うまくいかずに瞬きが増えるという行動につながってしまうのでしょう。できるだけ嘘がバレないように、言葉では上手にごまかそうとするのですが、瞬きが増えてしまって、嘘がバレてしまうケースもあります。
どんなに言葉巧みに嘘が付ける人でも、嘘をつき通せないようなパターンもあるでしょう。これは、特に嘘が苦手な人に多い傾向なのです。自分で嘘が苦手だと思うのなら、瞬きの多さで嘘がバレる前に相手に本当のことを伝えたほうが良いケースもあるでしょう。相手との関係性を悪くしたくないと思ってついた嘘がバレて、更に関係性が悪くなってしまうようなリスクもあるのです。
現実を受け入れられない

現実に辛い出来事があった時、ショックな現場を見た時などに、瞬きが多くなるような時もあるでしょう。心の中で、現実を見たくないという思いが強くはたらくのでしょう。心の中では受け入れなければと思うような出来事でも、それができない自分がいるのです。
現実なんだと分かっていても、どんなに努力をして受け入れようとしてもできない時。瞬きが多くなるようなことが多いでしょう。強くいなければと思えば思うほど、瞬きが増えてしまうような場合もあります。これが自分の弱さだと受け入れると、現実についても穏やかな気持ちで向き合えるかもしれません。
動揺をしている
仕事でミスをした時など、とにかく今の状態から良い方向に向かわないと!と思うと、瞬きが多くなる心理がはたらきます。動揺をしているのを人には知られたくない。でもどう見ても普段とは違うので、何かあったの?と聞いてくれる人もいるでしょう。
でも性格が真面目な人や完璧主義のタイプの場合は、自分のミスは自分でなんとかしたいと考えたり、出来れば隠したいと思ったりするもの。このため、動揺をしている自分についてできるだけ知られたくないと思うのですが、瞬きが多くなると、何か普段とは違うと周りに気づかれてしまうのです。
周りに敏感な人がいると、すぐにバレてしまうでしょう。瞬きを多くして、今の動揺している自分から落ち着いている自分になろうと意識をするのですが、それができない場合も。自分では、瞬きが増えていることに気が付かないこともあるでしょう。でも自分で瞬きが増えていると感じた時には、動揺をしている自分を理解することが必要です。そのうえで、落ち着いて解決策を考えてみたり人に意見を求めてみたりするようにしたいですね。
まとめ
瞬きが多い心理には、気持ちの中で落ち着いていないケースが多いでしょう。でもそれを知られたくないのは、プライドの高さも関係しているのです。瞬きが多いのを見て、自分が動揺をしていると他人に知られると、自分の今まで築き上げてきたプライドが傷ついてしまうのでしょう。このため、できるだけ平常心を保とうと努力をするのですが、コントロールができずに結果として瞬きが更に増えてしまうような場面も。自分に正直になり、姿勢を正すようにして正面を向くようにすると、少し落ち着いて相手に対して接することができるようになるでしょう。