【書評】田舎でも都会並の富豪になれる!『まだ、都会で貧乏やってるの?』

【書評】田舎でも都会並の富豪になれる!『まだ、都会で貧乏やってるの?』

毎日通勤ラッシュに巻き込まれ、朝から晩まで働く。たまの休日でリフレッシュしようと出かけても、またも人混みにのまれる。都会に暮らしていると当たり前のような光景です。


「やっぱり都会が一番」「田舎だと都会並には稼げない」といわれることもありますが、そんな固定概念を打ち破り、地方の田舎で年収1億円を稼ぐ男がいます。「都会より田舎」という逆転の発想により、ビジネスで大成功しました。

田舎にいながら都会以上にガッチリ稼げる方法をご紹介いたします。

著者・あらすじ

吉角裕一郎

株式会社吉角代表取締役。
1982年生まれ。高校卒業後、格闘技に目覚め上京するが、ケガによりその夢はもろくも崩れ去る。酒にギャンブル、荒れた毎日を送る中、一念発起で地元の熊本に帰る。そして自動車の再生バッテリーの通販事業を起業する。会社設立7年目にして、年商5億を突破。自身の年収も1億円になる。地方の時代を牽引すべく、地元熊本の若手企業家のリーダー役として勉強会、講演会などを主宰する。

あらすじ

「田舎より都会」という固定概念を捨て、田舎にいながら、都会以上に稼ぐ方法とその事例をまとめた本です。「田舎の方が稼げる理由」、「田舎でのマーケティングのコツ」、「田舎で失敗する人の特徴」などが述べられています。

1. 田舎で稼げる3つの理由

なぜ都会より、田舎の方が稼げるのでしょうか?その理由は3つあります。「都会よりも利益率が高い」、「簡単に1番になれる」、「邪魔が少ない」です。

「都会よりも利益率が高い」とは、事務所や倉庫の資料、人件費などの毎月の固定費が都会に比べて安いということです。1年のトータルでは、かなりの額になります。固定費が安いということは、利益が高いということでもあります。

「簡単に1番になれる」とは、田舎はライバルの絶対数が少ないから、ちょっとの差ですぐに1番になることができるのです。都会ではライバルが多いので、差をつけるのは困難を要します。

「邪魔が少ない」とは、満員電車など人混みは、ただそれだけで体力を消耗します。その上都会は通勤時間に、かなりの時間を奪われます。貴重な時間を奪われることは、大きな損出になります。

2. 田舎で稼ぐためのマーケティング術

田舎で成功している人には、そのビジネス手法に共通のポイントがあります。それが、「地域性を考慮する」「都会のセンスを田舎風にアレンジする」「見た目は都会風にする」です。

「地域性を考慮する」とは、その地域にどんな人が多く住んでいて、どんな環境なのかを知り、その地域性にあった商品やサービスを見つけていくのです。テストマーケティングを行い、地域性を確かめていくことが重要だと述べています。

「都会のセンスを田舎風にアレンジする」とは、都会の一流の商品やサービスを、そのまま提供するのではなく、値段を下げるなどのアレンジが必要だといいます。都会の提供価格では「高すぎる」と思ってしまうのが、ネックとなります。

「見た目は都会風にする」とは、田舎でも、見た目は都会の大企業と同等にすることが重要ということです。例えば、ホームページなど、ブログの延長のような雑なホームページではなく、大企業のホームページを意識することが重要です。趣味嗜好には地域性はありますが、見た目に対する感じ方は、基本的には都会の人も田舎の人も同じです。

3. 田舎で失敗する人の特性

田舎で失敗する人にも、共通点があります。それが「どんぶり勘定の人」、「見栄を張る人」です。

「どんぶり勘定の人」とは、事業意欲の方が勝ってしまい、数字的なツメが甘くなる人のことです。見込み客数、売り上げ目標など具体的に数字を出さなければ、事業は成り立たないといいます。

「見栄を張る人」とは、立派すぎる店舗や事務所を借りてしまうことです。せっかく固定費が安い田舎にも関わらず、見栄を張って大きなハコを借りてしまうと、コストばかりが大きくなり、リスクを背負うことになります。

まとめ

田舎で起業するメリットはたくさんあります。しかし、都会も田舎も人間相手に商売をする上での基本は変わりません。需要と供給を読んだビジネス、固定費、明確な目標などは、どんな場所でも変わりません。

一番考慮すべき点は、「自分が資本」であるということです。資本は自分だから、自分がやりやすい環境、ストレスが少ない環境など、自己のパフォーマンスが上がる場所が自分に最適な場所なのです。

どちらがいいというわけではなく、「どうやれるか」が重要なのではないでしょうか。

MinSuku
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