過去の話まで持ち出してしまう

現在の喧嘩の原因とは直接関係のない、過去に既に解決済みの問題を持ち出して相手を非難してしまうのは、彼氏を呆れさせてしまう行為の1つです。
「あなたは昔も〇〇だった」と過去の失敗を持ち出すことで、だから今回もあなたが悪いのだと説得力を強めようと考えているのかもしれません。あるいは感情が抑えることができずに、頭の片隅に残っていた昔のネガティブな感情が再び頭を出してしまったからというのもあるでしょう。
しかし、現在と過去、両者の喧嘩は状況も原因も違う全く異なるものです。過去の喧嘩を現在に持ち出したとしても何の解決策にならないだけでなく、過去に起こった事実という、現在ではどうすることもできないことを持ち出して喧嘩に利用するのは若干卑怯に感じてしまいます。
確かに過去の喧嘩では彼氏に非があったとしても、その問題は既に終わり、彼氏もとっくに謝罪と反省を済ませているはずです。もし女性の中では納得がいかず消化不良の状態だったとしたら、後日改めて当時について話し合いましょう。
過去に解決済みの問題をぶり返すことを繰り返してしまうと、2人の間で謝罪や約束といったやりとりが意味を失ってしまい、信頼関係が成り立たなくなってしまいます。
そこまで深刻な状態にならなくても、過去の話を持ち出すのは現在の喧嘩の原因を見えにくくし、余計喧嘩を悪化させてしまうだけなのです。
物に怒りをぶつけるのはNG

自分の中から湧き上がる怒りの感情を制御できずに、周囲の物に当たったり、暴力的な行為に及ぶのは絶対に避けましょう。
喧嘩の際に怒りの感情が湧くのは自然なことですが、それは口に出して伝えればいいだけです。怒りというモヤモヤした感情を言語化できないばかりに、文章ではなく体でその感情をアピールするのは幼い子供が使うような幼稚な手段なのです。
そのような攻撃的な態度で彼氏に接しても、相手は恐怖で萎縮するだけです。いつ怒るかわからないヒステリックな女性、と彼氏は感じてしまい、恐怖心から相手と話し合うのを次回から避けるようになってしまうでしょう。
喧嘩になったとしても大人の男女なのですから、暴力という最も安易な手段に頼るのではなく、理性的に話し合いをするべきです。
もし怒りの感情が収まらない場合でも、今の自分の感情を素直に相手に伝えることで解決へのきっかけの1つにもなりますし、あるいは後日改めて話し合いの場を設けてもいいでしょう。
喧嘩の際は暴力で感情を表すのではなく、きちんと言葉をして彼氏に感情を伝えるようにしましょう。