模様替えをする目的を考えよう

模様替えをしたいと思うのは何故ですか。インテリアテーマの決め方で失敗しないためには、この最初のポイントが大切です。なんのために部屋の模様替えをするのか目的がはっきりしていないと、まとまりのないインテリアになってしまいます。
たとえば散らかった印象をなくしてすっきりとさせたいのか、恋人が遊びに来た時に褒めてもらいたいのか。模様替えを考える時は、何らかのきっかけがあるはずです。その理由がとても重要になりますので、テーマを決める際の参考にしてくださいね。「なんのためにインテリアを変えるか」は、「どんな風にするか」とは意味が違います。目的意識をはっきりさせると、目指すゴールがわかりやすくなります。模様替えをする前に、じっくりと考えてみましょう。
好きなスタイルを見つける
疲れて帰ってきて、最もホッとできるところが自分の家。旅行をして楽しい時間を過ごしても、やはり自分の家が一番だと感じるのはとても幸福です。インテリアテーマの決め方で大切なのは「好きなスタイル」を見つけることです。人の真似をして作り上げた部屋は、自分の理想とはかけ離れてしまうケースもあります。違和感のある家には癒される雰囲気がなく、ゆっくりと時間を過ごす気持ちになれないでしょう。
部屋の模様替えをする際に、センスがないからわからない…という人がよくいますよね。インテリアのコーディネートはセンスとは関係なく、好きなスタイルを知ることが大切なのです。「暮らしたい部屋」は、自分が好きになれる部屋を意味しています。好きなカラーや好きな家具など、こだわるポイントをいくつか書き上げておくとよいですね。
家での過ごし方を考える

朝に家を出て、帰宅するのが深夜。家で過ごす時間がほとんどない人、あるいは学生の一人暮らしで勉強をするため家で過ごす時間が多いという人もいますよね。それぞれ異なるライフスタイルは、インテリアテーマの決め方でも忘れてはならない重要な点です。家でいつもどのような過ごし方をしているのか、メインとなる生活スタイルを活かすのが模様替えに大切な部分です。
たとえば眠るのに帰るだけの場合なら、快適にリラックスできる環境作りをしたいですよね。もしくはこだわりの趣味を持っている人なら、行動範囲にもメリットがあるような配置にすることが大切です。インテリアテーマを決める時にどのようなデザインにするかという点と、どのように部屋で過ごすかを同時に考えることが成功のコツです。
暮らしやすさをプラスしよう
家の中は毎日暮らしているうちに、あらゆるところでメンテナンスが必要になります。掃除や修理など快適に暮らすためには、このようなお手入れの面も意識してインテリアテーマを決めることが大切です。高級なヨーロッパ製の家具を揃えても、傷をつけないようにハラハラしながら暮らすのはストレスになりますよね。
インテリアは素材やデザインにより、耐久性やメンテナンスの手間が異なります。暮らしやすさとは生活スタイルを維持しやすくするのがポイントになりますので、家具の配置を意識して自分好みのスペースを残すなど考えることが大切です。とくに掃除は必ずやることなので、豪華に飾りつけした部屋だと掃除の手間がかかり暮らしやすさが感じられなくなります。
困った時にオススメのインテリアテーマ
インテリアテーマの決め方がまだよくわからないという人にオススメのスタイルを、いくつかご紹介しましょう。最も無難で失敗が少ないのが、ナチュラル系のインテリアです。白やベージュなどのカラーで統一し、柔らかい木のカラーを引き立てるコーディネートがオススメです。これなら飽きっぽい人でも異なる色をプラスしやすく、模様替えを頻繁にする人に適しています。
部屋の雰囲気を決める最大の要素になるものが、色。インパクトになるものなので、好きな色を使う際には注意が必要です。家の床や壁の色は変えることができませんので、全体のバランスを合わせてポイント的に好きな色を使うのもよいでしょう。モノトーン風やパステル風など、ベットカバーやカーテンなどの視覚的に影響が多いアイテムで好きな色を使うこともできます。
まとめ
インテリアテーマの決め方が難しいと思う時には、家具屋さんに出向いてディスプレーを参考にするのもオススメです。快適な部屋作りはあらゆるアイデアを比較して、納得できるスタイルを選んでくださいね。