【BizGenic】#23 平田恵さん / 広報・PR

【BizGenic】#23 平田恵さん / 広報・PR

自分らしくイキイキと働く人の姿は、誰の目にも魅力的に映ります。『BizGenic』(ビズジェニック)は、そんな働くことを楽しむ女性にフォーカスしたインタビュー企画です。彼女らの仕事に対する姿勢やプライベートの楽しみ方、元気の源は一体どこにあるのかを探ります!


BizGenic プロフィール #23

株式会社パートナーエージェント
平田恵(ひらた・めぐみ)さん

大学卒業後、大手の人材派遣会社に入社し、わずか1年目で課長に昇進するという、異例のスピード出世を果たす。その後、ベンチャーの新卒向け人材紹介会社を経て、テレビ関係のリポーターに転身。事務所に所属しながら、フリーで様々な現場をリポートする仕事を5年ほど経験。再びベンチャーの人材紹介会社での勤務を経て、未経験ながらもパートナーエージェントの「広報」職で採用される。2016年に入社以来、広報担当としてメディアの取材対応から、オウンドメディアの企画運営、社内報の作成など幅広く活躍。さらに、2019年8月からは人事課課長と新設の社内コミュニケーション推進課を兼任。プライベートは体力アップのため毎週末、ジムでの運動に励む。

社会人10年目にして「広報」という未知の仕事にチャレンジ!

大学を卒業した後、大手の人材派遣会社に入社し、人材派遣のコーディネーターの仕事を経験。その後、新卒の人材紹介や広告事業を手がけるベンチャーの人材紹介会社に転職しました。

仕事は面白く、それなりに結果も出ていたのですが、もともと大学時代から、マスコミの仕事に興味があったこともあり、次第に「自分のやりたいことは、これなんだろうか……?」と疑問を持つように。20代半ばに差しかかる時、「メディアの世界に行くなら今がチャンス」だと感じ、会社員を辞めてテレビ関係のリポーターに転身することにしました。

事務所に所属しながら、様々な現場にリポートに行く仕事は毎日がとても刺激的で。地元が関西なので、関西エリアを中心に高校野球の大会リポートなども担当させてもらいました。

5年ほどリポーターの仕事を続けた時に、そろそろ方向転換したいなと思うようになりました。やはり現場の仕事が不規則でハードなのと、ある程度「自分がやりたかったことはやれたな」という実感が持てたからです。

それに、メディアの世界は天性の才能を持った人がいて、「上には上がいる」と限界を感じたのも事実です。自分が上を目指すほどこの仕事に熱量を注げないと感じ、事務所を辞めて再びベンチャーの人材紹介会社に転職することにしました。

その会社は本社が大阪だったんですが、社長の意向で東京にも拠点を持つことになったんです。私は東京での新規開拓を任され、無事に拠点を立ち上げることができたんですが、次第に社長の目指す方向性や事業の進め方に違和感を持つように。「いよいよ別の道に進もう」と決意しました。

転職をするにあたって、「軸」に置いていたのが、会社の経営に近い部門で働きたいということでした。これまで人材業界に身を置き、企業のトップや部長クラスの方とお会いし、経営の課題をヒアリングした上でどういう人材が必要なのかを提案してきたので、会社の経営方針や戦略を立てる部門だったら、今までの経験が役に立つかもしれないと思ったんです。となると、人事や経営企画の仕事がいいかなと思い、早速人材紹介会社に自分のプロフィールを登録して募集を探していくと、その中で「広報」という職種を見つけました。

「こういう仕事もあるんだ!」と興味を持ちましたが、30代で未経験だったので難しいだろうなと思っていると、人材紹介会社のサイトを通じて、「広報の仕事で選考を受けてみませんか?」という内容のダイレクトメールがきたんです! それがパートナーエージェントでした。

どんな会社か調べてみると、「専任コンシェルジュによる婚活支援」を行っている会社でした。以前にお笑い芸人を起用した広告が印象的だったのを覚えていて、「この会社か!」と親近感が湧きました。

実際の面接でも、先輩や上司に当たる方々、管轄の役員の方も皆、言葉に言い表せないほど本当に「いい人」で……。私の問いに対しても真摯に答えてくれて、正直で、嘘がつけない人たちだなって感じたんです。きっと社長の人柄が社員の言動すべてに浸透している会社なんだろうなと感銘を受けました。

無事に採用が決まったのですが、実はもう1社、有名企業の人事職で内定をもらっていたんです。そちらのほうが待遇的にはよかったのですが、「こんなにいい人たちが集まる会社で働いてみたい。広報という未知の仕事にチャレンジしたい!」と思い、2016年の秋に入社することにしました。

社内での広報の役割を確立させるべく、改革を実行

広報の仕事はまったくの未経験とはいえ、メディアに5年間いたので、「メディア側が何を求めているのか? どういう情報が喜ばれるのか?」は、なんとなく理解していました。先輩に「こういう情報を出したら、Web媒体に出られるかもしれません」とか、「この内容だとテレビに受けると思います」などと意見を伝え、メディアに露出する機会を増やしていきました。

ただ、正直言うと、私が入った当時は「広報」の役割や存在意義が社内でまだ確立されておらず、社員の人たちにも理解が浸透していないように見えました。

たとえば、現場に「新聞社から取材の依頼が来ているから、受けてほしい」とお願いすると、「取材を受けても直接会社の利益になるわけじゃないし」「忙しい本業の時間を取材で割くのはちょっと……」というような声も中にはありました。

また、私の入社時は部署内にメディアの対応をする広報と、Webなどの広告を担当するチーム、実際に広告を作る制作チームがあったのですが、それぞれの動きがバラバラで連携が取れていなかったことも、私自身ずっと課題に感じていました。

各チームが連携して情報共有ができれば、メディアに出るタイミングでWeb広告を打ったり、文言もふさわしいものに変えたりなど、相乗効果を狙ったプロモーションができるのにもったいないなと思っていたんです。

こうした常日頃から感じていた課題を昨年4月に新任された部長に折に触れ伝えていくと同じことを感じられていたようで、部長とともに改革を進めることになりました。

今では、3つのチームの連携が取れるようになり、より効果的なプロモーションができるように。また、私自身が担当している広報の役割も社員の皆に理解してもらえるようになり、ずいぶんと仕事がしやすくなりました。

現在、私が取り組んでいる仕事は、主に3つあります。社外向けで言うと「メディアの取材対応」と、「自社のオウンドメディアの企画運営」。そして、社内向けとしては、「社内報の作成」があります。「ひとりでこんなに多くの仕事を担当しているの?」とよく周りの人に驚かれますが、どの仕事もやりがいがあって、ついつい夢中になって忙しさを忘れてしまうんです。

メディア対応で言うと、ただ依頼された取材を受けるだけではなく、テレビ・新聞・雑誌・Webのどのメディアに取り上げてもらうべきか? 会社全体で戦略を立てながら仕掛けていきます。2018年度は、テレビを中心に露出を図ったところ、ネットでの検索数が伸びて、入会や問い合わせの数が大幅に増えるという結果が。テレビの効果は計り知れないと感じていて、今まさに露出する計画を推進中です。

最近、テレビに取り上げてもらった事例で言うと……?

的確かつスピーディに!どんな取材にも対応できるよう準備

先日、南海キャンディーズの山里亮太さんと女優の蒼井優さんの結婚が大きな話題となったため、早速「結婚相手に求める条件」について弊社で行っているアンケート調査をもとにツイートでつぶやきました。

すると民放キー局から、「20~40代の独身女性が結婚に求める条件の変化について聞きたい」と取材依頼が! 依頼の電話があった1時間半後に取材をして、その日の夕方の番組で放送したいということだったので、すぐに取材対応してくれるコンシェルジュをアサイン。即日の取材対応となりましたが、無事に放送が実現できました。

ツイートでタイミングよくつぶやくなど、メディアに取り上げてもらえるよう種蒔きをしたり。いつどんな取材が来てもすぐ対応できるように、普段からコンシェルジュと人間関係を作っておくことも大事です。

テレビ、ラジオ、雑誌など、各メディアや企画ごとにぴったりなコンシェルジュをピックアップして、リスト化することも心がけていることの一つです。「この会社は、常に的確かつスピーディに対応できる」と、メディアの方に印象づけることで次につながりやすくなるので、その点も意識するようにしていますね。

社内向けの広報にも力を入れていて、紙とWebの2種類の社内報を発行しています。紙のほうは3カ月に1回のペースで発行し、トップインタビューや新規事業の取り組み、その舞台裏などを取材し、誌面を作成しています。Webも紙と同じくらいの頻度で更新していて、各部署の動きや仕事内容などを具体的な数字も含めてタイムリーに発信しています。

会社が大きくになるにつれ、トップが今、何を考えているのか? 会社がどういう方向に進んでいくのか? また、他部署がどんな仕事をしているのか把握しにくくなってきている現状があります。社員に会社のことをよく知ってもらうという意味でも、社内報の重要性は増しているので、これからも制作に力を注いでいきたいなと思っています。

世の中に広く、正しく伝える。今の仕事が自分にとって天職!

婚活支援の会社にいながら、まだ私自身が結婚できていないというのが、目下の課題(笑)。私自身も弊社のサービスを利用している女性の皆様と同じく、どうしても仕事優先になってしまって・・・。

30代半ばになって体力の衰えを少し感じているので、毎週末はジムに通って汗を流しています。一時期、ランニングマシンで15㎞走っていると父に言ったら、「お前はなんでも極端にやりすぎだ!アスリートじゃないんだから」って笑われてしまいました。

今は、半分ぐらいの距離に抑えて走るようにしています。リポーター時代に事務所のマネージャーから「体調管理も仕事のうち!」と厳しく言われたことがありまして。代わりのきかない仕事だったため、鼻声になったり、風邪をひいたりすると「プロ意識が足りない」とよく怒られていたんです。そのせいか、今も体調管理は心がけるようにしていますね。

過去を振り返ると、20代の頃とは働き方が変わってきたなと感じます。当時は、「自分がこうなりたい」「自分がこういうことがやりたい」と、自己成長や自己実現を起点に考えていたなって。でも、30代になって、この仕事に就くようになってから、自分だけじゃなく、「周りのために何ができるか?」を考えるようになりました。

そして、今の広報という仕事が自分にとって天職だなって感じるんです。伝えたいことを世の中に広く、正しく伝える。自社のサービスだけではなく、業界全体のことも正しく知ってもらえたらいいなと思っているんです。

というのも、結婚相談所や婚活サイトなどの業界自体が「入会金が高い」「怪しい」「信頼できない」など、世間から誤った見方をされている部分があります。そうしたマイナスのイメージを払拭するべく、業界の歴史や各社の取り組みについてみっちり学び、業界全体のイメージが変えられるように発信していきたいと考えています。

いつか「この業界のことなら、パートナーエージェントの平田さんに聞こう!」と社外の方から言ってもらえるように、しっかりと知識を蓄え、土台を固めていけたらなと思っています。

編集後記

自分がどう生きたいのか? そのためにどんな仕事をしたいのか? 20代の時から真剣にご自身のキャリアやライフプランを考えていらっしゃった平田さん。「今の仕事が天職!」と語られた時の姿は、とても清々しく、輝いて見えました。

「おひとりで何人分もの働きをしているんだろう?」と驚くばかりでしたが、ご本人は颯爽と業務に当たられていて、疲労感が全く見えません(笑)。大好きな仕事だからこそ、エネルギーが泉のように湧き出てくるのだろうと感じました。平田さんが「業界のご意見番」的存在になられる日は近いでしょう! 


取材・文/伯耆原良子

株式会社パートナーエージェント
“世の中に、もっと笑顔を。もっと幸せを。”というビジョンのもと、「本当に信頼できる結婚情報サービスを提供する婚活支援企業」として事業を展開。専任の「成婚コンシェルジュ」による、きめ細やかなサポートと、豊富な実績データをもとにした婚活設計により、業界No.1の「成婚率」を実現し続けている。
MinSuku
U29JOB
Recruit2020



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