CCCがTカードとAIを使ったマッチングサービス開始
カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)のグループ会社であるCreative 1株式会社は、AIを活用したマッチングサービス「D-AI(デアイ)」を開始すると発表した。
今回発表されたのは、TカードやTSUTAYAなどを展開するCCCグループの子会社である同社が、AIを活用したマッチングサービス「D-AI」を開始するというもの。
「D-AI」は、Tカードのデータを通じて、人と人との出会いを、お互いのライフスタイルや志向性といった内面をもとにAIでマッチングすることで、より相性の良い最適な人生のパートナーと出会える場を創出することを目指しているという。

Tカードのデータをもとに衣食住といったライフスタイルや価値観を予測し、モデルデータ(円満夫婦のデータ)を機械学習させることで、2者間の相性を予測するAIによるマッチングアルゴリズムを開発したとのこと。
Tカードのデータを使うことで、TSUTAYAでの音楽や映画などの志向や、コンビニや購買店舗などでの購入履歴により、その人の好みや価値観を判断。AIがモデルデータを掛け合わせることで最良のパートナーを提案するとのこと。
マッチングサービスは、市場が急速に膨らんでいる事業だが、Tカードという強いデータを持っている同社が参入するインパクトは大きい。購買データなどと掛け合わせたマッチングシステムという強みが、どこまで有効なのか、今後に注目が集まりそうだ。

「最適な人生のパートナーと出会う」ため、AIを活用したマッチングサービス「D-AI」を開始
https://www.ccc.co.jp/news/2019/20191015_005572.htmlCCCは「カルチュア・インフラを、つくっていくカンパニー。」をブランド・ステートメントに掲げ、TSUTAYA事業を中心としたエンタテインメント事業、Tポイントを中心としたデータベース・マーケティング事業のほか数々のネットサービスや新たなプラットフォームサービスを企画し、それらを通じてライフスタイルの提案を行っています。