小池知事が今週末の不要不急の外出自粛要請 感染爆発の重大局面
東京都の小池百合子都知事は、東京都内で新たに新型コロナウイルスの感染者が41人確認されたことを受け、今週末は不要不急の外出自粛を要請すると発表した。
今回明らかになったのは、東京都の小池知事が緊急で記者会見を実施し、新たに東京都で新型コロナウイルスへの感染者が41人確認されたもの。
新たに感染が確認された41人のうち、5人が海外への渡航歴のある帰国者で、11人はこれまでにも感染が確認されていた台東区内の永寿総合病院の患者や医療関係者、残る13人は感染経路が不明としている。
1日の感染者数として41人が確認されたのは、全国の都道府県でも初のことで、小池知事は「感染爆発の重大局面と捉えていただきたい」と発表している。
あわせて、今週末は不要不急の外出を自粛するよう要請するほか、平日は出来るだけ在宅での勤務をお願いし、夜間の外出も控えてほしいとした。
専門家の話では、東京都はこの3日間で70人以上の感染が確認されるなど、感染拡大のスピードが上がっており、明らかに今までとはフェーズが変わったとしている。確かに1日で40人以上の確認は初のことで、これが欧米諸国のような感染爆発に繋がらないことを願いたい。
