イライラの発散
ウレタン製の柔らかいボールやテニスボール、ゴルフボールなど、握っているだけでストレスが解消される可能性があるストレスボール。気になる効果ですが、まずは健康面で考えられることについてご説明します。そもそもストレスとは一時的なものではなく、長期的に続く心の傷みや不安。
ほとんどの人は「ストレス」をすでに経験しているでしょう。ストレスを軽減するアイデア商品は色々と市場にありますが、ストレスボールは手軽に使えるものなので長く愛されていますよね。
市販のストレスボールは、ギュッと握れるほど柔らかい素材が使用されているので、「握る」という動作が体感できます。たとえばイライラして、誰かに文句を言いたいくらいネガティブな感情がある時。
周囲に当たるよりも、ストレスボールをギュッと握ることで怒りを発散できる可能性があります。ストレスボールは手のひらにフィットするサイズで、力を入れやすいのが特徴。イライラの感情は上手く軽減させないと、後悔するような行動に出てしまうケースもあります。不安な人は、いつもポケットに入れておくとよいかもしれません。
手首の運動
ストレスボールの効果は、身体的にもメリットが期待できるでしょう。たとえば手首の凝りなどは、ストレスボールを使用することにより軽減されるかもしれません。
手のひらに力を入れてパッと離す動きは、筋肉運動も効果が期待できるもの。繰り返しストレスボールを使うことで、手首の強化になる可能性があります。
運動の仕方は、ストレスボールをできる限りのグリップ力で握り、5秒間そのままに。そしてパッと手を開くという運動を、10回繰り返してみてください。
普段の生活の中で、手のひらをギュッと握ったり離したりする動きは意外と少なく、ストレスボールで使い慣れない腕や指の筋肉を使えるかもしれません。
たとえばパソコンをずっと使っている人は、休憩時間にストレスボールで手の運動をすると、一部にかかる負担を和らげることができる可能性もあるでしょう。
集中力に与える影響

デトックスや快眠、エクササイズなど、毎日習慣にしていることはありますか。ストレスボールはとても手軽なストレス解消方法で、意識せずに集中力を高める作用が期待できます。
仕事で残業が続く日、頭が疲れると作業が捗りませんよね。心身共に疲れた時は休息が必要。しかし仕事には締め切りもあり、ゆっくり休めないこともよくあるでしょう。
そんな忙しい人には、ストレスボールで集中力を高めることがオススメです。使い慣れてくると、無意識に手を動かせるようになる可能性も。ストレスボールを持っていると、他のことに意識を集中させやすくなり、仕事が捗ることも期待できるはずです。やることが山積みになっている時は、まずストレスボールを握っておきましょう。
癒される
ストレスボールの効果が期待できるのは、体と心が一体になっているため。ギュッと握る力をリリースした瞬間の心地よさは、体だけでなく心にも伝わっています。
寝る前にストレスボールを使うと快眠できる可能性があるように、ストレスボールはヒーリング作用が期待できるでしょう。音楽やアロマセラピーなど、心を優しく労わる方法はたくさんありますが、ストレスボールの効果は体と一体で癒される可能性も。
リラックスしようと思っても、マッサージしたり休んだりする以外、方法がわからない人もいますよね。温かいお風呂に浸かり、のんびりすることもよいかもしれませんが、これらの癒し方法は癒すことだけにフォーカスしているもの。
ストレスボールは、緊張感を作り出して癒すまでひとつでできるため、メリハリのあるヒーリング作用が期待できるでしょう。
アレンジして使ってみよう

ストレスボールの効果は、ストレスを軽減したり手首を動かせたり、色々と期待できるものがあります。これだけではなく、アレンジした使い方もあるのでぜひチャレンジしてみましょう。
まずはストレスボールで足裏マッサージ。またふくらはぎのむくみ解消にも使えるかもしれません。他にも緊張しやすいコミュニケーションのシーンでストレスボールを使うなど、自分だけの適した使い方を工夫してくださいね。
まとめ
ストレスボールの効果は、一度では体感できないかもしれません。最初は握って開く、の練習を繰り返し、徐々に手に意識を集中させ、力を抜いた時のホッとする感覚を味わってみましょう。