LINE株式会社は、新しい働き方を実現するためのソリューションとしてギグワーク市場(単発雇用サービス)への参入を発表しました。2021年2月24日から、企業とユーザーの「スキマ」時間をマッチングする求人サービス「LINEスキマニ」を開始するとしています。

「LINEスキマニ」という名称は、「ちょっとした隙間時間」「スキル」「好きな仕事」という3つの「スキ」を「お金(money)」に変える世界観をイメージしてつけられたといいます。なお、2月時点では一定数の企業に絞ってソフトローンチし、ユーザーと企業の「評価データによるマッチング」などの機能を実装したうえで、2022年春の本格提供開始を目指すとしています。
中長期における労働市場では「人手不足」が課題となっていましたが、現在は新型コロナウイルスの影響によって、解雇や雇い止めも取り沙汰されています。また、生活様式やライフスタイルの変化で「リモートワークの推奨」や「週休4日制」「副業の環境整備」など、働き方の選択肢も増えています。

この変化の激しい状況において注目されている市場として「ギグワーク」と呼ばれる単発雇用領域があるといい、特定の企業や就業形態に依存することなく隙間時間を有効活用したいと考える求職者は増加傾向にあると見込んでいるといいます。
同社では、そういった柔軟性のある働き方が拡大してきている現状にあったソリューションとして、企業とユーザーの単発雇用のマッチングを実現する「LINEスキマニ」をスタートすることにしたといいます。

「LINEスキマニ」では、企業とユーザーの両者のニーズをつなぐことを目的に、雇用形態に囚われず「時間」に対して対価が支払われ、かつ「ユーザーのスキルを活かした価値」に対して評価がされる、「PAY FOR TIME + VALUE」の実現に向けて隙間時間の有効活用をサポートしていきたいしています。