慶應大と東京歯科大が合併協議を開始。23年にも統合へ
慶應義塾大学と東京歯科大学は、両校の合併に向けた協議を開始すると発表した。実現すれば慶應大は日本初の医学系4学部を有する総合大学となる。
今回発表されたのは、慶應義塾大学と東京歯科大学が、両校の合併に向けた協議を開始したというもの。東京歯科大からの申し入れを受け、歯学部統合および法人の合併協議を開始したとしている。
慶應大と東京歯科大の合併が実現すると、現在10学部を有する慶應大は、東京歯科大の歯学部を加え11学部となり、医療系においても、国内初の医学部、看護医療学部、薬学部、歯学部、医療系4学部を持つ総合大学の誕生となる。
東京歯科大学は、歯科医師国家試験の合格率もトップクラスの有力校で、経営状態は安定している一方、歯科医は供給過剰とも言われており、歯学部を取り巻く環境は厳しいという。慶應大との統合により、歯学部の価値向上は確実で、両校における利害は一致しそうだ。


学校法人慶應義塾と学校法人東京歯科大学 東京歯科大学の歯学部の慶應義塾大学への統合および法人の合併について協議開始:[慶應義塾]
https://www.keio.ac.jp/ja/news/2020/11/26/27-76457/2020/11/26学校法人慶應義塾(東京都港区、塾長(理事長兼学長) 長谷山彰 以下、慶應義塾)は、学校法人東京歯科大学(東京都千代田区、理事長・学長 井出吉信 以下、東京歯科大学)からの申し入れを