セールスフォースがスラックを2.9兆円で買収
米セールスフォース・ドットコムは、ビジネスチャットツール「Slack」を提供する米スラック・テクノロジーズを、277億ドル(日本円で約2.9兆円)で買収すると発表した。
今回発表されたのは、米クラウドサービス大手のセールスフォースが、ビジネスチャットツールとして幅広く使われている大手「Slack」を買収するというもの。
Slackは、スラックテクノロジーズによって開発されたSaaS型のビジネスチャットツール。ビジネス利用に特化され、トピック毎に編成されたチャットルームや、プライベートグループ、ダイレクトメッセージなどの機能が提供されているほか、外部のWebサービスと連携する機能を持っているのが特徴となっている。
世界中のビジネスシーンで利用されており、2019年度には150か国以上にある60万を超える組織で利用されており、1日あたり1,000万人を超えるアクティブユーザーがいると報告している。
Slackは、ビジネスチャットツールの世界ではまさに業界TOPを走っている企業だけに、同社の買収は業界に大きな影響を与えそうだ。


Salesforce Signs Definitive Agreement to Acquire Slack - Salesforce News
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