バイデン大統領が就任式で宣誓。正式に第46代米国大統領に就任。
米国時間20日、米国の首都ワシントン 連邦議会議事堂で大統領就任式が行われ、バイデン大統領が宣誓。正式に米国の第46代大統領に就任した。注目されたトランプ前大統領は就任式に出席しなかった。
今回明らかになったのは、米大統領選挙で勝利したジョー・バイデン氏の大統領就任式が行われ、バイデン大統領が正式に第46代米国大統領に就任したもの。
バイデン大統領は就任式での演説で、「今日はアメリカの日、民主主義の日、騒乱が民主主義を襲ったが民主主義が勝利した。分断は深く現実的なものだが、国民の結束に全身全霊を尽くす」と国民の結束を訴えた。
また、分断が叫ばれている中で「共和と民主、地方と都市、保守とリベラルという無意味な争いをやめなければならない。相手に心を開ばできるはずだ。私は全ての国民の大統領になると誓う。私を支持してくれた人だけでなく、支持しなかった人のためにも同じように懸命に闘う。」と全ての国民のための大統領になるというメッセージを投げた。
一方、大統領就任式へ参加するのか去就が注目されたトランプ前大統領は、大方の予想通り大統領就任式は不参加。メラニア夫人と共にホワイトハウスを退去した後、首都ワシントン近郊のアンドルーズ空軍基地で退任式典を実施。
「我々は見事なことを成し遂げた。様々なことを成し遂げ、コロナウイルスのワクチンについては、通常ならば10年かかるところを9ヶ月で開発した。」と自身の実績をアピール。
「次期大統領の幸運と成功を祈る。皆さんの大統領でいられたことは最大の栄誉だ。いずれ何らかの形で戻ってくる。」とバイデン大統領の名前は述べなかったが、次期大統領についてエールを送りつつも、次期大統領選挙への含みを残した。