Appleは、同社の展開しているウェアラブルデバイス Apple Watch(Series 4・5・6)において、iOS 14.4 と watchOS 7.3 のリリースから、心電図アプリケーションが利用可能になると発表しました。同機能は、一部の国で先行してリリースされていましたが、日本も新たに提供対象国として追加されたことが正式にアナウンスされた形となります。

この心電図アプリケーションは、初めて消費者向けの製品として手首の上で心電図を記録することを可能にしたもので、自分の心臓の健康について知りたいと思ったとき、心拍リズムを記録し、重要な情報については医師に共有できるようになるとしています。
また、Apple Watch Series 3以降で利用可能な不規則な心拍の通知機能については、時折バックグラウンドで心拍リズムをチェックしておくことで、心房細動(AFib)の兆候がある不規則な心拍リズムを特定したタイミングで通知をしてくれるといいます。

同社は、本機能の提供が「より多くの情報に基づいて医師と対話ができる一助になると確信している」といい、Apple Watch が多くの人の役に立ち、今まで以上に生活の重要な一部となっていくことを光栄に思うとコメントしています。

Apple Watchに心電図アプリケーションと不規則な心拍の通知機能が登場
https://www.apple.com/jp/newsroom/2021/01/ecg-app-and-irregular-rhythm-notification-coming-to-apple-watch/Apple Watchの心電図アプリケーションは、ユーザーが手首の上で心電図を記録できる初めての消費者向け製品となります。