できるだけ試着してサイズを確認する
新品の洋服ですら、メーカーやデザインによって同じサイズでも着心地が若干違います。とくにレディースの洋服は、サイズがかなり見た目にも影響を与えますので、古着の選び方で意識したいのは自分に合うサイズを見つけること。
タグのサイズを信用せず、できるだけ試着してチェックしましょう。古着は何度も洗濯され縮んでいる場合もありますし、逆に襟が伸びてしまっているものなどもあります。
以前の持ち主のケア状態によって、サイズはそれぞれ変わってしまいますので、試着してみないとわからない部分もあるかもしれません。
お店によっては試着できない場合もありますので、その際は体に合わせて確認しておきましょう。試着した場合は後ろ姿、横向き、動いた時のシルエットなどを細かく確認すること。フリーマーケットの場合は、試着できるかを念のため売主さんに確認してくださいね。
タグに目を通す

古着の選び方は、タグのチェックがとても大切。すでにやっている人も多いはずですが、ブランド名だけでなく他の項目もチェックしておきましょう。
古着として販売される洋服にはあらゆるものがあり、中には有名ブランドのロゴが洋服にプリントされていても、タグが全く違う場合もあります。
本物かどうかを見極めるためには、タグの確認は必要不可欠に。さらにジーンズのビンテージを探す時も同様に、見た目ではなくタグを確認することが大切ですね。
タグには素材の情報、ケア方法なども記載されていますので、普段から洋服を買う場合にもタグを見る習慣をつけておくと安心です。
ダメージ具合をチェックする
古着の選び方で忘れないようにしたいポイントは、穴や色あせ、ファスナー、ボタンなどのチェックです。古着はどれほど長く、以前の持ち主が着ていたかわかりませんし、デザインやブランドに飛びついてしまい、家に帰ってから汚れや穴に気づく場合もあります。
新品の服と比較すると、ダメージが多いのは仕方ありませんが、仮にダメージがあったとしても自分の許容範囲かどうかを判断してみましょう。
どうしても欲しいアイテムなら、多少の補修は自分でやることも必要かもしれません。また汗シミなどが残っている洋服もありますし、ポケットに穴が開いているなど、外側からはわからないダメージにも注意が必要。
色あせに関しては、逆にそれを魅力として着こなすことも方法です。古着は汚れて見えるものだと、一度着るとすぐに飽きる場合もあるので、たとえ安かったとしてもじっくり判断してくださいね。
ブランド品は丈夫で安心
古着屋さんといってもあらゆる種類があり、実店舗を抱えるチェーン店のリサイクルショップや古着専門店、また最近はオークションサイトや古着販売のサイトも人気があります。
どのような場所で買うにしても、古着の選び方で意識したいのはブランド品。ショップのスタッフもオススメするように、ブランド品は素材がしっかりしていますので、古着になってもまだまだ安心して着こなせます。
またインポート古着なら、スポーツ系ブランドも丈夫で動きやすく、しかも古着なので安く手に入ることが魅力。もしネットで購入する場合は、古着が洗濯されているかどうかを必ず確認しておきましょう。
店舗で実際に手にとって確認できないことも色々とありますので、ネットの場合は返品可能かどうかも確認しておきたいですね。ブランド品の古着は、他のアイテムよりも値段が高めになっているので、新品で買うよりもお得か、品物の状態をよく考えて判断すること。稀に新品タグつきのお得な商品もあるのです。
個性的なアイテムを選ぶ

古着の選び方は、あらゆるポイントを確認することがコツ。値段の安さだけでなく、自分のファッションテイストに合わせることも古着の楽しみになりますね。
古着が近年人気になりつつあるのは1点ものが多いからで、個性的なセンスを光らせるアイテムになるでしょう。いつもとは違うカラーの洋服を着たいけれど勇気がないという時も、古着なら格安にお試しできます。
古着は自己表現のためのアイテムとして活用することがコツ。全身古着でコーディネートするよりも、新しいものと古いものを上手くコラボさせると、古着のよさがさらに引き立ちます。
すでにお持ちの洋服とのコーディネートを意識すると、古着は選びやすくなりますので、買い物をする時に合わせたいセットアップを着ていくこともオススメです。
まとめ
古着は、地球に優しいエコ活動のメリットにもなります。買うだけでなく不要になった衣類は、古着屋さんに引き取ってもらうことも大切ですね。古着の選び方は自分のセンスが活かされますので、他の人が真似できないオリジナルのテイストをぜひアピールしてみましょう。