ウォーキングだけで体重を減らしたり体型をすっきりさせたりするのは、ほかの運動と比較すると難しいですよね。でもウォーキングは脚やせ効果がありますので、正しい歩き方さえ習得すれば期待以上のエクササイズ効果が得られることもあるのです。運動は1日だけしっかりやっても意味がありません。無理なく継続するためには趣味として生活に取り入れることが大切。そこで今回はウォーキングで脚やせダイエットするコツをご紹介していきましょう。
代謝量をアップして太りにくい体質にする
ウォーキングは、有酸素運動で体内の血液の循環を活発にしてくれます。足の筋肉を集中的に使うエクササイズですが、全身の代謝が高まるため脂肪燃焼が活発になり太りにくい体質に改善できます。急に食事制限するダイエットとは違いますので、即効性はありませんがリバウンドが少ない点もウォーキングの魅力でしょう。
有酸素運動はデトックス効果も高くて、胃腸機能が活性化されるため便秘にも効果があります。部分痩せは決して楽ではありませんが、脚やせだけを意識した筋トレはとてもきつくて途中で挫折しやすいですよね。そこでゆっくりですが確実に効果が出やすいウォーキングは、女性や中高年にも大変やりやすい脚やせダイエットとしてオススメなのです。
やせ効果がある歩き方

ただ歩くだけでは脚やせ効果はありません。ウォーキングは散歩とは違い、目的はエクササイズ効果です。脚やせに良い歩き方ですが、まず姿勢をピンと伸ばして背中や腰が曲がらないように意識してください。
歩く時は、つま先で地面を蹴るようにしてかかとから着地します。歩幅はできるだけ広く腕は直角に振り上げましょう。歩く時は太ももの裏側の筋肉を意識してください。ウォーキングは運動量の割には消費カロリーが低いともいわれていますが、ダイエットを目的とする場合は歩くスピードを早めると、さらにカロリー消費量がアップします。またコンクリートではなく、砂地などの足場がしっかりしない場所、坂道などはさらに消費カロリーが高くなるので、脚やせにオススメでしょう。趣味として続けるには、できれば毎日20分~30分ほど歩いてくださいね。
ウォーキング前後のストレッチを必ず行う

ウォーキングは激しいエクササイズの下準備として行うこともあり、多くの人は下準備をせずにいきなり歩いてしまう場合が多いですよね。とくにウォーキングで脚やせする場合は、最初のストレッチがケガや筋肉痛の予防のために欠かせません。脚を使う運動なのでストレッチでは下半身を中心に、アキレス腱を伸ばしたり膝の屈伸運動をしたりしましょう。
またウォーキング後は筋肉が緊張したままなので、ストレッチ運動で慢性的な疲労予防を行ってください。クールダウンは脚だけではなく、腰や腕も使っていますので全身のリラックスが大切です。前屈運動、腕の上下ストレッチで仕上げをしましょう。
趣味として続けやすいアイテムをプラスしよう
ウォーキングで脚やせするには、週に1回程度ではなかなか効果が実感できません。趣味として続けるには、毎日の運動記録を残しましょう。たとえば万歩計を使って毎回歩数を記録する、食事内容を記録するといったダイエット日記がとても重要です。
軽めのダンベルを持ちながら歩くと、さらに消費カロリーがアップしますので、体重減や二の腕をすっきりさせるメリットも。またアプリを使って、ウォーキングの距離を記録するのも楽しいですね。趣味は嫌いなことだと続きません。ウォーキングで脚やせするには、毎回楽しくなるようなアイテムもプラスしてみましょう。
ウォーキングシューズの選び方
シューズは脚やせ効果をアップしたり、膝の衝撃を軽くしたりするなど、とても大切な役割をもっています。ランニングシューズとジョギングは、基本的にかかと部分のクッションの割合が違い、ウォーキングシューズはかかとが厚く、小指よりも親指で地面を蹴りやすいデザインとなっています。
ウォーキングに良いのはつま先部分が曲がりやすく、シューズ全体がねじれるような柔軟性があるもの。スポーツシューズ専門店に行くと足の形やサイズを計測する器具もありますので、スタッフの方にアドバイスしてもらうと良いでしょう。オンラインでシューズを頼むのはちょっと危険。必ず試着して重さや形をチェックしてくださいね。
まとめ
ウォーキングは脚やせにとても良い運動です。さらに効果をアップするためにはマッサージや柔軟体操、また食生活でのカロリー制限などもプラスしてください。脚につけるウェイトなどもありますので、慣れてきたら様子を見ながら負荷をつけて効果的な運動を趣味として続けましょう。脚やせしたらどんな洋服を着てみたいか、頭でイメージしながら歩くのも良いですね。