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バイスマネージャー塩田貴大

求人・求職者動向トピックス（2022.03.17更新）

“巣ごもり消費”の影響でECやデリバリー業界の営業が活況
リモートワーク導入企業はコロナ前より約3倍増加！！
オンライン面接が9割の今が転職のチャンス

営業職の求人ニーズは、ECやゲーム、メディア業界などを中心に増える見込みです。
背景にライフスタイルの変化に伴う“巣ごもり消費”関連のサービスなどへの需要が依然として伸びていることが挙げられます。また、デリバリーサービス業界やIT、半導体業界も採用熱が高まると予想されます。新年度が始まる4月入社を目指して選考を進める企業も多いため、2月から3月はより一層採用活動が活発になります。求職者にとっては活動しやすいねらい目の時期と言えます。

また、リモートワークを導入する企業もコロナ前に比べて約3倍に増加しました。（自社調べ）
擦り合わせが必要な業務・習熟段階では、一緒にオフィスで働く方が進めやすいという意見もありますが、リモートワークを導入しても、思いのほかスムーズに業務が回ったということを体験をした企業も少なくありません。今後はコロナ前に比べて格段にリモートワークへの許容度が高まる企業が多くなるのは確実です。

営業職の求人動向オンライン面接を実施する企業も増加しており、ワークポートが取引をしている企業の約9割も導入しております。
コロナ以前は、営業職は「オンライン面接だと人材の善し悪しは十分にはわからない」というのが、基本的な考え方でした。そのため、オンライン面接を行う企業は、本国と遠隔で面接を行う外資系企業や海外の拠点と遠隔でつなぐ必要がある日本企業などの例に限られていました。
しかし、実際にコロナが拡大し、オンライン面接でしか対応せざるを得ない状況になり、「一次面接だけでなく、二次面接、最終面接もオンラインで」と、考え方を変える企業も多くなっています。働きながらではでなかなか時間を作れなかった求職者も、現在は、転職活動をしやすい時代に突入したと言えるでしょう。

今ねらい目な「職種」はコレ！

内勤の「インサイドセールス」が、メール、電話、DMなどで見込み顧客にアプローチをし、「カスタマーサクセス」が既存顧客の解約防止のため、自社サービスの活用度や満足度を高めるように、それぞれの役割を担います。
SaaSというサービス形態もSaaSを扱うこれらの職種もまだ黎明期であり、転職市場に経験者が少ない状況です。しかし事業の成長スピードが速く、人材確保が急務であることから、未経験者も採用対象としているためねらい目といえます。

SaaS企業にはまだ200名規模のベンチャー企業が多く、マネージャーポジションで採用された場合、ハンズオンでメンバーに伴走し、顧客折衝の場に入るケースも多く見られます。
また、営業職に求められるスキルは、コロナ禍を機に変化しています。
以前は対面での商談が中心で、会食など膝を突き合せたコミュニケーションで信頼関係を築くスタイルも多く見られましたが、今はほとんどの商談がオンライン化されています。
そこで、オンライン環境において、提案したい内容を的確にアウトプットするスキルが強く求められるようになってきました。
特にSaaSサービスはオプションが数多くあるため、顧客のニーズに応じて最適な機能を組み合わせる「課題解決型」の提案力が重視されます。また、チームマネジメントにおいても、メンバーがテレワークをしている環境でのマネジメントスキルが問われることになります。

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