12月~1月のゲーム業界特集

”ゲーム業界”12月~1月の転職活発度
アップ
担当コンサルタント 横山法典(よこやまのりおき)
異業界からキャリアコンサルタントへと転身。前職から培われた幅広い見識と経験は、転職サポートにおいても発揮されている。現在は大手ゲームメーカーを筆頭に数多くのゲーム企業を担当し、業界に精通している。

ディベロッパーの採用意欲高く

11月からIT業界の求人は増加傾向にあり、ゲーム業界でも新たな求人が発生しています。パブリッシャー企業よりも、ディベロッパー企業からの新規求人が目立ちます。職種別に見ると、求人数が最も増えているのはゲームプログラマー。デザイナー、プランナー、プロデューサーなども安定した求人数を維持しています。とりわけ、次世代機(XBOX360、PS3など)向けゲーム開発経験者の獲得には苦戦している企業も多く、採用ニーズが高まっています。

大手ゲームメーカー出身者も転職活動に苦戦

大手ゲームメーカーからの人材流出が続いています。しかし、会社事情によって退職・転職を余儀なくされた方の多くが、転職活動に苦戦しているようです。その理由のひとつに、ゲーム業界内の給与格差があります。大手ゲームメーカーとディベロッパー企業とでは、年収にして100万単位で差があることも珍しくありません。このため、ディベロッパー企業は大手メーカー出身者の受け入れに慎重になり、求職者側は妥協を強いられることが多いようです。また、発注側(パブリッシャー)と受注側(ディベロッパー)という立場の違いから、求められるスキルが異なる場合も多く、「大手メーカー出身」であることが必ずしもプラス要因になるとは限らないようです。

ソーシャルゲーム求人

「mixiアプリ」をはじめとするソーシャルゲームが、ゲーム業界で注目されています。「mixiアプリ」の登録ユーザーは述べ5362万人(2009年11月)に達し、その勢いは無視することのできない存在になっているようです。しかし、関連する求人ニーズは微増といったところで、現時点では大きなインパクトを与えるに至っていません。今後、求人ニーズは拡大するのか、マーケットに変化は現れるのか、要注目のジャンルです。

20代の潜在的ゲーム業界希望者多数

異業界からゲーム業界への転職を希望する求職者は依然として多く、後を絶ちません。「夢をあきらめきれない」「好きなことを仕事にしたい」といった理由をよく耳にします。しかしながら、実際に未経験からゲーム業界への転職を果たした事例は少ないのが実情です。例えば、同じ「プログラマー」でも業務用アプリケーションやWEBシステムとは開発環境が大きく異なることが多く、スキルのミスマッチが生じやすいのです。また、求職者自身が「ゲーム業界独特の労働環境や条件を受け入れられない」という点も、ゲーム業界への転職が難しい大きな要因となっています。

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