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【猛暑の通勤ストレス実態】約8割が「始業前から疲れ」「パフォーマンス低下」を実感
通勤負担の軽減に高いニーズ 一方、約6割の企業で猛暑時の通勤対策なし
人材紹介業の株式会社ワークポート(本社:東京都品川区、福岡県福岡市博多区 代表取締役会長CEO:田村 高広)は、全国のビジネスパーソン358人(20代~40代・男女)※を対象に、「猛暑時の通勤」に関するアンケート調査を実施しました。
※通勤を伴わないフルリモート勤務者を除く
年々厳しさを増す夏の猛暑は、日常生活だけでなく、働き方にも影響を及ぼしています。とくに通勤時は厳しい暑さや強い日差しにさらされるため、始業前から疲れを感じる人も少なくありません。こうした状況の中、企業ではどのような通勤対策が実施され、また、働き手はどのような対策を求めているのでしょうか。
本調査では、猛暑時の通勤がもたらす負担や仕事への影響をはじめ、企業の対策状況や働き手の要望について調査し、猛暑時の通勤を取り巻く実態を明らかにしました。
<調査結果サマリー>
■ 猛暑通勤で約8割が始業前から疲労。出社意欲や仕事のパフォーマンスにも影響。
■ 職場の猛暑通勤対策は約6割が未実施。実施内容は服装緩和やグッズ支給が中心。
■ 求められる対策はリモート・時差出勤。企業の実施策と働き手のニーズにギャップ。
■【猛暑による通勤負担】猛暑時の通勤で「仕事開始前から疲れを感じる」人は76.8% 約4割が常態化
はじめに、対象者全員に猛暑の時期、通勤や出社が負担となり、仕事を始める前から疲れを感じることはあるか聞いたところ、「よくある」(45.0%)、「ときどきある」(31.8%)が合わせて76.8%と8割近くにのぼりました。「よくある」と回答した人だけでも全体の4割を超えており、猛暑時の通勤が働き手に大きな負担を与えている実態が明らかになりました。
猛暑時の通勤でストレスや負担を感じる場面について聞いたところ、「会社に着いた時点で汗だくになるため、汗ジミやにおいが気になる」(40代・女性・事務)、「満員電車や通勤渋滞での熱気、密接した空間がストレス」(40代・男性・企画マーケティング)、「電車内と外気の温度差で体調を崩すことが多い」(30代・男性・営業)など、猛暑時の通勤に関するさまざまな悩みが寄せられました。また、「駅から会社まで徒歩10分以上かかるため、通勤中に何度も仕事を辞めたいと思った」(40代・女性・システムエンジニア)といった、通勤負担の深刻さをうかがわせるコメントも見られました。
▼猛暑時の通勤でストレスや負担を感じる場面(一部抜粋)
「出社前に汗だく。電車待ちのホームなども地獄」(40代・男性・接客販売)
「最寄り駅まで歩くだけで汗だくになる、満員電車の熱気や混雑がつらい、これらが要因して職場に着いた際にはひどく消耗する」(30代・女性・事務)
「最寄り駅まで歩くだけでメイクや髪型が崩れる。電車で周りの人と接触する際に不快に感じる」(20代・女性・事務)
「車通勤なので、車内に入るとサウナ状態」(40代・男性・製造)
「会社に着いた時点で汗だく状態のため着いたら着替えるが、その時点ではまだ体がほてっており着替えてもまた汗をかく。かといって出社したら仕事をしなければいけないため、体が冷めるまで待つ時間もない」(30代・女性・クリエイター) …など
■【出社意欲への影響】約7割が「出社したくない」と感じた経験あり 4割超が出社ハードルを日常的に実感
次に、猛暑の時期に通勤が負担で「出社したくない」と感じたことはあるか聞いたところ、「よくある」(41.3%)、「ときどきある」(27.4%)と回答した人は合わせて68.7%でした。中でも「よくある」とする人は4割に達しており、猛暑の時期には半数近くの人が日常的に出社ハードルを抱えているようすがうかがえました。
■【仕事への影響】約8割が猛暑の通勤ストレスで「集中力・パフォーマンスが低下する」と回答
続いて、猛暑の通勤ストレスによって、仕事の集中力やパフォーマンスが低下すると感じるか聞いたところ、「とても感じる」(35.8%)、「やや感じる」(40.8%)が合わせて76.6%でした。多くの働き手が、猛暑による通勤負担は仕事の質にも影響を及ぼすと感じていることがわかりました。
■【企業の対策状況】職場の猛暑通勤対策「実施なし」が約6割 「十分な対策あり」はわずか1割未満
さらに、職場では猛暑時の通勤に関する対策が実施されているか聞いたところ、「実施されていない」が59.2%と約6割を占めました。一方で、「十分に実施されている」と回答した人は7.8%と1割未満にとどまっており、働き手が感じる通勤負担の深刻さに対し、職場の対策状況は十分とはいえない実態が明らかになりました。
■【対策の内容】実施されている対策は「服装ルールの緩和」が63.9%で最多 「暑さ」への対処が中心
職場で猛暑の通勤に関する対策が実施されていると回答した人に、どのような対策が取られているか聞いたところ、「服装ルールの緩和(クールビズの強化、ポロシャツ・Tシャツの着用許可など)」が63.9%で最多となりました。次いで「熱中症対策グッズの支給(ハンディファン、冷却グッズ、飲料など)」(37.1%)と続き、企業で実施されている対策は暑さへの対処を中心とした取り組みが多いことがわかりました。
また、その他の意見では「サマータイムが導入されており、勤務時間そのものが1時間前倒しになっている」(30代・男性・コンサルタント)といった例も挙がりました。
■【対策への満足度】職場の猛暑通勤対策への評価は二分 満足派・不満派がほぼ半数ずつ
続いて、職場で猛暑時の通勤対策が実施されていると回答した人に、その対策への満足度を聞いたところ、「とても満足している」(7.2%)、「やや満足している」(41.2%)を合わせた満足派は48.4%、「あまり満足していない」(39.2%)、「まったく満足していない」(12.4%)を合わせた不満派は51.6%となり、評価はほぼ二分される結果となりました。不満派がわずかに上回ったものの、大きな差は見られず、職場の猛暑通勤対策に対する受け止め方は働き手によって分かれていることがうかがえます。
■【対策への要望】働き手が求める猛暑の通勤対策は「リモートワークの導入・拡大」が54.0%で最多
最後に、職場で猛暑通勤対策が実施されていない人、または職場の対策に満足していない人に、職場に求める猛暑時の通勤対策について聞いたところ、「リモートワーク(在宅勤務)の導入・拡大」が54.0%で最も多い結果となりました。次いで「時差出勤・フレックスタイム制度の導入・拡大」が46.6%となり、実施されている対策とは対照的に、通勤そのものの負担軽減につながる制度へのニーズが高いことがわかりました。
今回の調査では、猛暑による通勤ストレスが単なる身体的な疲労感にとどまらず、従業員の出社意欲や仕事の質にも影を落としている実態が浮き彫りとなりました。また、職場の猛暑通勤対策は「実施されていない」が約6割を占め、導入されている対策は服装ルールの緩和や熱中症対策グッズの支給など、暑さへの対処を中心とした内容が多い結果となりました。
一方、働き手が求める対策では、「リモートワークの導入・拡大」や「時差出勤・フレックスタイム制度の導入・拡大」が上位となり、実施されている対策と求められている対策との間にギャップがあることがうかがえます。
年々猛暑の厳しさが増す中、企業には暑さへの対処だけでなく、猛暑時の通勤負担そのものを軽減できる柔軟な働き方や制度の整備が、より一層求められていると言えそうです。
■調査概要
調査内容 :猛暑時の通勤に関する実態調査
調査機関 :自社調査
調査対象 :当社を利用している全国のビジネスパーソン(20代~40代・男女)※
有効回答 :358人
調査期間 :2026年7月7日~7月14日
調査方法 :インターネット調査
※通勤を伴わないフルリモート勤務者を除く
※データは小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても100%にならない場合があります。
■ワークポートについて
ワークポートは、「“次の一歩”に確信を。」というブランドコンセプトを掲げ、求職者と企業の新たな“一歩”を後押しする転職エージェントです。豊富な知見を持つキャリアのプロが求職者の強みや可能性を引き出し、多彩な求人情報と独自のマッチングシステムを駆使して、一人ひとりに最適な選択肢をご提案。面接日程などの各種調整も代行します。企業にとっては「第二の人事」となり、深い企業理解に基づくマッチ度の高い人材の紹介により事業成長に伴走。求職者と企業、双方へ迅速なコミュニケーションを提供し、スムーズな転職・採用活動の実現を支援します。
さらにワークポートは、全国47都道府県すべてに拠点を展開。どこでも「直接会える」転職エージェントとして、地域に精通した専門担当者がFace to Faceで対応します。全国の拠点から価値を提供し、地域経済、そして日本経済の活性化に貢献してまいります。
■本件に関するお問い合わせ
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