転職コラム

2017年9月5日

“意識高い系”会話から学ぶ、ビジネス用語15 #01

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“意識高い系”会話から学ぶ、ビジネス用語15 #01

“意識高い系”とは

みなさんは“意識高い系”と呼ばれる人々をご存知でしょうか?

一般的に“意識高い系”とは、自分を過剰に演出したり、前向きになのに行動が伴わず空回りしてしまっている人のこと指す嘲笑的な俗称です。そして、“意識高い系”と言われてしまう人の大きな特徴のひとつとして、「カタカナビジネス用語」を好んで多用する傾向が挙げられます。
(※用語の意味を正しく理解して使用しているかは不明です)

今回はそんな“意識高い系”の人が多用するカタカナビジネス用語を“意識高い系会話例文”から解説します!“意識高い系”と笑われるような人ではなく、本当に“意識の高い人”になれるように、しっかりと意味を理解しましょう!

“意識高い系”が多用するビジネス用語15 #01

アウトソーシング(out sourcing)

会話例

A:「今日飲む店とってある?」
 B:「田中にアウトソーシング済み」

A:「今晩飲むお店を予約してありますか?」
 B:「田中さんに予約を頼んであります」

本来「外注」という意味がある単語で、ビジネスにおいてはサービスなどの運用を他者に任せること、外から商品を仕入れることなどをアウトソーシングといいます。その「外に注文する」という意味が転じて、意識高い系の日常会話では「●●に頼んでおいた」など「(自分以外の人間に)頼む、やってもらう」などの意味で使われます。

アグリー(agree)

会話例

A:「今日のランチは牛丼にしようぜ!」
 B:「アグリー」

A:「今日のランチは牛丼を食べに行こうと思いますがいかがでしょうか?」
 B:「賛成」

アグリーには「賛成」や「同意する」という意味があります。逆に「ディスアグリー(disagree)」で「反対する」という意味がありあます。意識高い系は、了承の意を表現する場合にも「アグリー」を用います。意識高い日常会話ではよく用いられる単語です。

アジェンダ(agenda)

会話例

A:「明日のデートのアジェンダって決めてあるんだよね?」
 B:「えーと、その・・・」

A:「頼りないあなたですが、今日のデートでどこ行くかは決めてくれていますか」
 B:「えーと、その・・・」

予定や議題のことをいいます。文字数や言いやすさの点も含めて、「予定」、「議題」と言ったほうが分かりやすいですが、意識高い系はあえて「アジェンダ」と言うので注意が必要です。

アポイントメント(appointment)

会話例

A:「今ちょっといい?」
 B:「わり、これからランチいくアポなんだわ」

会話例

A:「今少しお時間ありますか?」
 B:「すいません、これからランチを食べに行く約束があるのであとにしてください」

「会う約束」という意味で、略して「アポ」と用いられることの方が一般的です。第三者とあらかじめ会う約束を取っておくことを「アポを取る」といいます。

アライアンス(alliance)

会話例

A:「俺とお前でアライアンス組んであのボス倒そうぜ!」
 B:「このゲーム一人用なんだけど」

A:「私とあなたで協力してボスを倒しましょう」
 B:「このゲームは一人用なので協力プレイはできません」

アライアンスは「提携する」という意味があり、「A社とB社でアライアンスを組む」などと使われます。営業などで「アライアンスととってこい」などといわれれば、「契約をとってこい」という認識でほぼ間違いありません。意識高い系は「提携」という意味から派生し、遊びやゲームなどの「協力」、「チームを組む」という使い方もします。

インフルエンサー(influencer)

会話例

A:「あいつがウチのチームのインフルエンサー」
 B:「え、会社来てていいの?」

会話例

A:「彼が私の所属しているチームで最も影響力のある人です」
 B:「え、インフルエンザの人が会社に来ていいんですか?」

「影響力が高い人」のことを指します。マーケティングにおいては、SNSなどで有名になっている人を活用して宣伝することをインフルエンサー・マーケティングといいます。余談ですが、一部のSNSでは、体調が悪いのに学校や会社に来て周囲の人間に移してしまう人のことを「インフルエンザー」と言うことがあるそうです。

ウィンウィン(win-win)

会話例

A:「これで俺もお前もウィンウィンだろ?」
 B:「アタシがもらったクリスマスプレゼントのほうが安いけどね」

A:「これで私もあなたも欲しいものが手に入りましたね」
 B:「もっと高価なクリスマスプレゼントが欲しかったです」

経営学の用語で、取引の際に自分と相手、「双方に利益が出ること、その関係」のことをいいます。意識高い系は、外国人の真似をしてオーバーなアクションをとることがあり、「ウィンウィン」という言葉を口にする際に、両手の人差し指を立て、「ウィン・ウィン」とリズムよく2回指を曲げる仕草をつけます。

エビデンス(evidence)

会話例

A:「さっきのエビとってある?」
 B:「すいません、もう食べちゃいました・・・」

A:「さっきの会議の議事録はとってありますか?」
 B:「すいません、お弁当に入っていたエビはもう食べてしまいました。」

「議事録」、「証拠」などの意味で使われます。口頭での約束などを取り付けた後に、「書類でエビデンスとっておいて」などと使われる場合が一般的です。

コストパフォーマンス (cost performance)

会話例

A:「あの定食屋コスパめっちゃいいんだよ!」
 B:「まじか!俺も今度行くわ!」

A:「あの店では、安く量を食べることができます」
 B:「本当ですか、私も今度行ってみます」

プライベートでもよく使われる言葉で、「費用対効果」という意味です。簡単に言えば、「小さい労力・費用で大きな効果を期待できる」という意味になります。プライベートにおいては主に飲食関係で「安くてうまい、安くて量が多い」商品などを提供する店を「コスパのいい店」と表現することがあります。

コミットメント(commitment)

会話例

A:「今結果にコミットしてるから」
 B:「のわりには、お菓子めっちゃ食べてない?」

A:「結果を積極的に意識してダイエットをしています」
 B:「そう言いますが、あなたがいつもお菓子を食べているのを私は知っています。」

略して「コミット」と使われるほうが一般的です。「約束する」、「積極的に関わる」という意味があります。有名プライベートジムの影響で、「コミット」=「ダイエット」という意味で使う人もいます。意識高い系は、そこまで意識が高くないものに対しても「コミットしている」という傾向があります。

コンセンサス(consensus)

会話例

A:「彼女のコンセンサスとれた?」
 B:「それがなかなか「アグリー」と言ってくれなくてさ・・・」

A:「今日の合コンに参加することについて、彼女の合意はとれましたか?」
 B:「いいえ、なかなか合意してくれなくて困っています」

「合意」、「賛成」という意味で、「アグリー」とほぼ同じ意味で使われます。明確な決まりはありませんが、第三者の賛成に対しては「コンセンサス」、自分が賛成することについては「アグリー」と使い分けるとより意識の高さを表現することができます。

シナジー(synergy)

会話例

A:「麺とスープのシナジーがラーメンのうまさなんだよ!」
 B:「まさに味の宝石箱!」

A:「麺とスープがお互いを引き立て合うことで相乗効果が生まれ、それがラーメンのおいしさとなるのです」
 B:「まさにおいしさがたくさん詰まった宝石箱のようです」

「相乗効果」という意味です。「シナジー効果が生まれる」と使われることもありますが、これでは日本語に訳したときに「相乗効果効果」となってしまうので注意が必要です。

ジャストアイディア(just idea)

会話例

A:「あ、外国行きたい」
 B:「ジャストアイデアでできることじゃなくね?」

A:「ふと、外国に行きたくなりました」
 B:「思い付きで外国に行くのは難しいと思います」

正しくは「ジャスト アン アイディア(just an idea)」で、「思い付きの案」という意味です。何か提案をする際には「ジャストアイディアなんですけどこういう案も・・・」など思いつきの案を提案する際の枕詞として使われることが多いです。

スキーム(scheme)

会話例

A:「憧れのあの子を落とすために、俺が考えた告白までのスキームについて意見が欲しい」
 B:「本気・・・なんだな・・・」

A:「憧れのあの子を仲良くなるために、私が考えた告白までの大まかな計画についての意見をください」
 B:「本気であの子と仲良くなりたいんですね」

「枠組みを伴った計画」という意味で、企画やプロジェクトの「大まかな計画、構想、経済的仕組み」などを指す場合がほとんどです。特に、お金が絡む仕組みを指す際に使われやすい傾向があります。

スペック(spec)

会話例

A:「部長、スペック高すぎてさー」
 B:「ねー、近寄りがたいよねー」

A:「部長は性格は良すぎますし、外見も良すぎますよね」
 B:「恋愛対象にはなりませんよね」

「能力」、「性能」という意味で、一般的にはPCなどの機械について「俺のPCはスペック低いから」などと使われます。意識高い系は業務処理能力、人の外見などに対しても用いることがあります。

相手が理解できる言葉を選ぶ

いかがでしたでしょうか?なんとなくかっこよさを感じてしまう、ビジネスワードですが、たとえ自分がいくら話に取り入れられていたとしても、その話を相手が理解できなければそれは“自己満足”でしかありません。そして、“自己満足”になってしまっている人が“意識高い系”と笑われてしまうのだと思います。ビジネスワードを相手が理解できる範囲で会話に取り入れ、なおかつ分かりやすい話ができる人が真の“意識の高い人”です。その点をしっかりと理解した上でかっこいいビジネスワードを使っていきましょう!

次回もお楽しみに!

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