転職&お仕事コラム

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2020/10/16

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外資系企業に興味がある人必見! 選考中に行われる「リファレンスチェック」とは

外資系企業に興味がある人必見! 選考中に行われる「リファレンスチェック」とは

中途採用の選考で行われることがある「リファレンスチェック」をご存知ですか?
新卒採用で行われることはないため、転職活動で初めて耳にしてリファレンスチェックがどのようなものかわからないという人も多いのではないでしょうか。
今回は、選考中にリファレンスチェックが実施されても困ることがないよう、その目的や内容について詳しくご紹介いたします!

リファレンスチェックとは

リファレンスチェックとは、企業が選考を受けている候補者のことをよく知る第三者に、その人の働きぶりやまわりから見た人物像について問い合わせることです。海外では一般的に行われており、日本でも外資系企業や日系企業の幹部採用でよく行われます。ハイクラスでの転職を目指していたり、外資系企業も含めて幅広く転職先を探している人は今後実際に受ける機会があるかもしれません。内容や仕組みはしっかり理解しておきましょう。

リファレンスチェクの目的、メリットは?

リファレンスチェックを行う目的は、入社後の早期退職、いわばミスマッチを防ぐことです。また、履歴書や職務経歴書に虚偽の内容を書くことは経歴詐称となるため、入社後に発覚した場合は懲戒解雇にまで発展することもあります。費用と時間をかけて採用活動をしている以上、企業もそういったトラブルは事前に回避したいと思っています。リファレンスチェックには履歴書や職務経歴書に虚偽の内容がないか、面接でアピールしていた内容や選考を通して抱いた印象と実際の働きぶりに大きな乖離がないかを確かめ、採用におけるミスマッチや入社後のトラブルを防止するメリットがあるのです。また、第三者からの話を聞くことで候補者のことをより理解することができ、選考ではわからなかった強みを知ることができたり、候補者への信頼度を向上させたりするメリットもあります。

リファレンスチェックを行うタイミングと手順

リファレンスチェックを行うタイミングは、募集しているポジションや企業によって様々ですが選考の終盤、内定を出す前の最終確認として行われることが多いです。経歴詐称や明らかな虚偽があった場合を除いてリファレンスチェクの内容だけで合否がひっくり返るというケースはめったにありません。
リファレンスチェックはおおよそ以下の手順で進められます。

事前確認と承諾

個人情報保護法に基づき、事前にリファレンスチェックを行う旨を候補者に伝えて承諾を得ます。事前に知らされることなく、自分の知らないうちにリファレンスチェックが行われることはありません。

リファレンス先の選定

承諾を得たらリファレンス先を選定するのですが、これは候補者に選定を任せる場合と、企業がリファレンス先を探すパターンに別れます。企業によっては間に入っている転職エージェントや外部の業者に外注することもあります。企業や外注先がリファレンス先を選定する場合は自分が直接関わることはありませんが、リファレンス先の選定を依頼された場合は自分の仕事をよく知る上司や、同じチームで働いていた同僚などを数名紹介することになります。自分の転職に関わることなので、信頼できる相手に事前にきちんと事情を説明して任せるようにしましょう。

リファレンス先への問い合わせ

企業からリファレンス先への問い合わせは電話やメールで行われることが多いですが、企業や採用ポジションによっては直接対面して行う場合もあります。質問内容が候補者に事前に知らされることはありませんが、次のような質問をすることが多いです。
・候補者との関係性
・一緒に働いていた期間
・仕事内容や実績、リーダーシップの有無など
・一緒に働いている際に感じていた印象や人物像
・仕事の取り組み方や姿勢はどうだったか ……など
以上がリファレンスチェックの目的やメリット、おおまかな流れとなります。
リファレンスチェックは企業が候補者をより深く理解し、入社後に活躍する様子をイメージできる機会です。自分についてどのような話をされるのか不安に思う気持ちもありますが、候補者にとっても第三者を通じて自分のことを企業にアピールしてもらえる機会と捉えることができます。どんな仕事にも第三者からの評価はついてまわるので、日頃から人間関係の構築や適切なコミュニケーションを意識して過ごすようにしましょう。

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こんなときはどうする!?リファレンスチェックへの対応

勤務先へ退職意思を伝える前にリファレンスチェックを依頼された場合

上司や会社に転職の意向を伝えずに転職活動をしている場合のリファレンスチェックには注意が必要です。不適切な対応をしてしまうと意図しない形で勤務先に退職の意思が伝わってしまい過度な引き止めやトラブルにも発展しかねません。在籍中にリファレンスチェックを依頼されたら、まずは選考中の企業にまだ勤務先に退職の意思を伝えていない旨を相談しましょう。内定を条件にリファレンスチェックを実施するという流れにできるとリスクを最小限にすることができますが、どうしてもリファレンスチェックを行うまで内定を出せないと言われたら、すでに勤務先を退職している元上司や元同僚をリファレンス先として対応してもらうようにしましょう。リファレンス先の相手は、自分の転職について好意的に考えてくれていることが重要となります。退職理由や在籍している企業の状況によっては、適する相手がいないという場合も考えられるため、リファレンスチェックを拒否するという選択肢もあります。先に説明した通り、選考中の企業が候補者に無断でリファレンスチェックを行うことはありません。トラブルなくスムーズにその企業へ転職するために必要な決断であればきちんと説明して理解を得られるようにしましょう。

自分が同僚や後輩のリファレンス先に選ばれた場合

自分が同僚や後輩のリファレンス先として依頼されたら、まずは自分と相手の関係性や一緒に取り組んできた仕事の内容などを整理するようにしましょう。企業に回答する場合、過大評価をしたり真実と異なる内容を伝えたりすることがないよう注意が必要です。また、採用担当者に内容がきちんと伝わるよう、社内用語や専門用語を省きつつより具体的なエピソードを交えて話せると良いです。他人の「転職」という人生の転機に携わることにはプレッシャーや責任も伴いますが、リファレンス先として選ばれるということは相手から仕事仲間として信頼されていると言えます。真摯な対応を心がけ、自分を信頼してくれた相手に協力できるよう取り組みましょう。

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今回は中途採用の選考で行われるリファレンスチェックについて紹介しました!リファレンスチェックは選考の終盤で行われることが多いので、ここでの評価を下げる対応ミスなどは避けたいところ。また、在籍中につきリファレンスチェックを拒否したり、選考中の企業に対して選考順序やタイミングの交渉が必要となったりした場合も、間に入ってくれる転職エージェントがいると、企業と衝突するリスクを最小限に抑えることができるため安心です。新型コロナウイルスの影響もあり、昨今の採用活動はオンラインで行われることが多くなっています。候補者と採用担当者が直接対面する機会がない分、これまで一緒に働いてきた第三者に対するリファレンスチェックは今後増えていくかもしれません。依頼されることがあるかもしれないことを念頭に置いて、自分にとって適切なリファレンス先を考えてみたり、その相手に転職活動に取り組んでいるということを伝えるタイミングを考えてみるのはいかがでしょうか。

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