転職・仕事の調査データ
【採用担当者編】
Q.044
履歴書・職務経歴書の”誤字脱字”は選考結果に影響を与えますか?
A.誤字脱字は要注意! 選考に「影響与える」としたのは約7割
履歴書/職務経歴書が手書きでもデータでも気をつけなければならない“誤字脱字”。書類を書き終わり見直してみたら何箇所も間違っている部分があった、という経験がある方も少なくないのではないでしょうか?今回はそんな履歴書/職務経歴書の“誤字・脱字”が選考結果に影響するかを調査してみました。
結果はなんと7割以上もの企業が「影響する」と答えました。
履歴書/職務経歴書は志望する企業への“手紙”のようなものです。しかもその“手紙”を会ったこともない採用担当者に見せなければなりません。企業の採用担当者からすれば、「文字と写真」だけで転職者の情報を見なければならないため、その文字が間違っていてはかなりネガティブなイメージをもってしまうのも仕方ありません。そういった理由で選考結果に影響してくるのではないでしょうか?
誰にでもミスはあるものです。しかしながら、誰にでもそのミスを未然に防ぐことができます。書き終わった書類を繰り返し見直すのはもちろんですし、気の知れた仲間がいるのであれば応募書類をチェックしてもらうのもよいかもしれません。また、応募書類を提出するまでに時間があるのであれば、次の日にもう一度読んでみるのも効果的です。
前もって準備することで精神的に余裕が生まれますし、書いたばかりでは“きちんと書いた”という記憶が新しいためミスに気付きにくいものですが、時間を空けることである程度気持ちがリセットされているのでより細かく読むことができます。
ぜひこの機会に、“見直すこと”と、“前もって準備すること”の意味をもう一度考えてみてください。その2つをしっかりと行うことができれば、誤字・脱字などの小さなミスでみなさんの可能性をつぶしてしまうことはなくなりますし、時間に余裕を作ることで精神的にも気負いすぎることなく面接に臨むことができます。またもしミスに気付いてしまった時は、しっかりと修正し、修正ができない状況であればネガティブに考えすぎず“今自分にできることは何か”をしっかりと整理をした上で、悔いのない転職活動を心がけてください。それがあなたの可能性を広げることにつながるはずです。
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