転職・仕事の調査データ
【採用担当者編】
Q.064
リスキリング施策を実施していますか?


A.実施率は23.3%に留まる 時間・費用がネックでやりたくてもできない


従業員のリスキリング施策を現在実施しているか聞いたところ、「実施している」と回答した企業は23.3%に留まりました。「今後実施する予定」と回答した企業も7.5%のみで、実施予定もない企業が69.2%を占めました。リスキリングを喫緊の問題と捉えているにも関わらず、実施に踏み出せていない企業の多さが目立ちました。
さらに、リスキリング施策の実施が「必要」と回答したが、リスキリング施策を「実施していない」と回答した企業に、その理由を聞いたところ、「時間がなく手が回らないから」(システム開発・情報通信)、「時間、コスト、計画、策定人員などが障壁だから」(システム開発・情報通信)など、時間や費用の捻出に負担を感じるという意見が挙がりました。
ほかには、「新しいことを始めることに抵抗がある管理職が多いから」(建築・土木・設計)、「経営者並びに経営者層が無理解だから」(化学・素材・医薬メーカー)など社内理解に課題を感じる企業もありました。
▼リスキリングが必要だが実施していない理由(一部抜粋)
「施策を実行するためのリソース(人員、時間)が不足しているから」(金融・保険)
「営業時間内で既存業務を行いながらリスキリングのための時間を割くのは難しいから」(システム開発・情報通信)
「教育体系が確立出来ておらず現場任せのため、形骸化することが予想されるため」(建築・土木・設計)
「社内規程などの環境整備が出来ていないから」(システム開発・情報通信)
「組織内での問題意識の共有がなされていないから」(研究開発) …など
■調査概要
調査内容 :企業のリスキリングの実態について
調査機関 :自社調査
調査対象 :当社を利用している全国の企業の人事担当者
有効回答 :133人
調査期間 :2023年1月19日~1月26日
調査方法 :インターネット調査
※データは小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても100%にならない場合があります。
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