女性活躍推進にあたってネックはありますか?|転職・仕事の調査データ【採用担当者編】|転職エージェントのワークポート

Survey Data / For Recruiters

転職・仕事の調査データ
【採用担当者編】

Q.002

女性活躍推進にあたってネックはありますか?

女性活躍推進にあたってネックはありますか? 女性活躍推進にあたってネックはありますか?

A56.8%がネックあり 推進に割ける人員・時間の不足、女性活躍への意識の低さ

56.8%がネックあり 推進に割ける人員・時間の不足、女性活躍への意識の低さ 56.8%がネックあり 推進に割ける人員・時間の不足、女性活躍への意識の低さ

女性活躍の取り組みを推進するにあたってネックはあるか聞いたところ、「ネックはある」と回答した企業が56.8%に上りました。

「ネックはある」と回答した企業に、ネックになっているのはどんなことか聞いたところ、「人員不足で取り組む余裕がない」(メーカー)など、取り組みたいという意思はあるものの、取り組みに割ける人員や時間が不足しているとの回答が多数見受けられました。また、女性が活躍できる環境を整え定着率を向上させようとしても、「育児と仕事の両立が難しい」(小売・販売)、「結婚・出産後の退職率の高さ」(システム開発・情報通信)など、家庭と仕事の両立が難しいという理由で離職を選択する女性社員が多いこともネックとなっているようです。さらに、「女性管理職が少なく、なりたがる社員が少ない」(システム開発・情報通信)など、管理職および管理職志望の女性の少なさもネックとして挙がりました。人事担当者は「女性活躍推進のために、女性が活躍できる環境を整えたいと考えていても、管理職志望の女性の少なさ故に、取り組みが進まない」というジレンマを抱えていることがわかりました。また、「対象となる女性社員が少ない」(技術サービス)、「女性の採用が少ない」(WEBサービス・広告・コンテンツ制作)など、そもそも女性社員が少ないため、取り組みを推進するに至っていないという意見も挙がっていました。
ほかには、「会社が女性活躍を想定していないため、優秀な人材を採用しない」(建築)、「上層部・社員の無理解、無関心。女性社員自身も考え方が古い」(商社)など、社内の女性活躍への意識が低いことがネックになっているという意見もありました。とくに、比較的女性が少ない業界は、古い体質、体制が残り、女性活躍推進が進まないようすがうかがえました。女性社員が少ない故に「女性だからというバイアスが良くも悪くも働くこと」(建築)などの意見も挙がりました。これらのネックを解消しないかぎり、女性活躍推進の取り組みの結果はなかなか出ないかもしれません。

▼女性活躍推進のネック(一部抜粋)
「女性社員の採用難」(建築)
「出産・育児期間は、時間的・体力的・精神的に無理強いが出来ない」(ネットワーク・サーバー構築)
「管理職を嫌がる女性社員が多い」(システム開発・情報通信)
「役職でもっと活躍してほしい女性がいても、環境整備が不十分なのか同意が取れない」(システム開発・情報通信)
「クライアントがかなり男尊女卑の業界」(システム開発・情報通信)
「業界に横行しているハラスメント行為」(その他メーカー)         …など

■調査概要
調査内容 :女性活躍推進の実態について         
調査機関 :自社調査
調査対象 :当社を利用している全国の企業の人事担当者  
有効回答 :139人 
調査期間 :2022年4月12日~4月19日         
調査方法 :インターネット調査
※データは小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても100%にならない場合があります。

転職にまつわる不安や手間は、
転職エージェントのワークポートに、
すべておまかせください。

ワークポートの転職支援サービスは完全無料です。
まずはお気軽にお申し込みください。